2010/11/08

ヒゲーニョとミポポの舞台反省会

先日、私とFDC講師のMIHOは “仙台大衆舞踊団の反省会” と称して、ちょっと
だけ気取ったランチをしました。会場は、仙台駅近くの 「アジュール銀禅」。何故か
食いしん坊のママーニョもついて来まして(汗)・・・ 松花御膳をたいらげた後の
二人の “満面の笑み” をご覧下さい↓↓
 
   MIHO&ママーニョ
 
さて、本題の反省会は・・・、主にお客様からのご感想を報告し合い、それについて
分析を行いました。今回の公演において、ズバ抜けて多いご感想が 「去年よりも
迫力があった」 「みんなが輝いていた」 とのお声です。これには心底、嬉しく思って
おります。というのも、私が目指すのは “隅々まで世界観が表現されている舞台”
であり、すなわち “全ダンサーに舞台構成要素として存在感を放ってほしい” ので
ございます。思えば、仙台大衆舞踊団の1年目・・・ それが出来るダンサーはごく
わずかでした。そして4年目の今年・・・ 舞台の隅々まで、とは言い難いですが、
しかし、多くの出演者に舞台人としての自覚が備わりつつあるようです。「私を見て」
と思って踊るのは、発表会のレベル。 「よくいらして下さいました。今日は一緒に
楽しみましょう」 と、おもてなしする気持ちで踊るのが、エンターテイメントの舞台。
技術の差は止むを得ないけど、まず舞台人としての意識だけは持ってちょーだい!
・・・と、懇願してきた甲斐がありました。うんうん。
 
   ヒゲーニョ、怒る
   笑顔はどうしたの!!舞台へ立つのに、笑顔が出来ないって事はね、
   プールに水着を持っていかないのと同じなのよ?!
 
   ヒゲーニョ、訴える
   プールで裸だったら迷惑防止条例違反でしょ??
   舞台で笑顔が無いのは、それ位、お客様に対してマナー違反なワケよ!
 
おおむね昨年を越える評価を頂いた今公演。やっと胸を撫で下ろしました (入場者
数が多いだけでは成功と言えませんからね)。しかし、将来への課題は尽きません。
ダンサーが成長・活躍する場として、仙台大衆舞踊団が発展・存続していく為には、
そのシステム作りが欠かせない p(`へ´)q 。 以前は開拓者の孤独を感じた事も
ありましたが、最近では孤軍奮闘じゃ~ございません。世にも有難い事に、チラシを
置いて下さる場所や、出演者でも無いのに営業しまくる常連様(笑)など、熱心に
応援下さる方々が増えてまいりました。本当に心強い限りです。
後輩たちがステージで輝く姿を、いつまでも見ていたいですからね♪ 努力します。
 
 ヒゲーニョ×MIHO 珍場面
 (カメラマン千葉氏のゴールドフィンガーは、珍事も逃さない!Good job!! ) 
 
 
仙台大衆舞踊団のダンス動画

  
2010/10/29

裏・仙台大衆舞踊団 ~打上げ編~

私が舞台の事で手一杯であるため、他の出演者さんたちが打上げの席を設けて
下さいます (毎年ご厚意に甘えて、申し訳無い限りです)。 今回の打上げも、
出演者同士の交流を図る趣向や、ダンス指導を担当する私たちへ 「ねぎらいの
余興タイム?!」
がございました。 私へ贈られた余興は・・・
 
【その1】 フィンガー5 「恋のダイヤル6700」 の替え歌&ダンス。
リンリンリリン♪・・・ 「き」 さくで 「む」ーでぃな♪ 「ら」 くだのモノマネもできる♪
「ゆ」 うがな身のこなし♪ 「み」 んなへの愛であふれる♪
・・・「こ」 こ に、木村由美子 有りぃー!!! (SINO、仁王立ちで叫ぶ)
アナタが好き♪ 死ぬほど好き♪ この愛、受け止めて~ほしいよ~♪
(慌しくバラを一本ずつ差し出す ⇒ダンス再開 ⇒ラストのジャン!で決めポーズ)
 
【その2】 コントのような、お手紙の朗読。
卒業式の芝居から始まるこの余興。演じる本人達は本気で泣いてしまっている
(それが爆笑を誘う)。「い~つの~事だか~思い出してご~らん~♪」 号泣のうち
に歌い終わると、メガホンを握ったSINOが登場。 「終了~!(泣)」 と叫ぶ。
彼女たちは、私あての手紙を朗読。 嬉しい事を言ってくれるな~と、私が感動して
いる最中、SINO、メガホンで 「終了~!!(大泣)」 と叫ぶ (またオマエさんか)。
 
 ↓↓SINOって コイツ♪ ハッカー 「パンダ」 役の 美ボディ・ダンサーです♪
 仙台大衆舞踊団2010 只今寸劇中
 
こうした余興をいつの間に仕込むんだか・・・ なかなかの力作で 「裏・仙台大衆
舞踊団」
とも言えるショーです。私自身が手間をかけて舞台を作るタイプなので、
彼女たちの余興がどれほど練ったネタなのか、労力はいかほどか、大体分かる訳
ですね。案の定、卒業式ネタの小道具準備は、朝方までかかったとか。私は、そう
いう事って、本当に尊いと思うんですね・・・誰かの為に時間を費やすという行為。
  
これまでも、出演者の皆さんから、色んなプレゼントを頂きました。中でも、全員の
メッセージが収められているアルバムは、年に何度も開く宝物です (これもスゴく
手間がかかってます)。 自分なりの言葉をつむぎ出そうと奮闘したメッセージ、
思いのたけをブチまけた挙句に自分の名前を入れ忘れてしまったメッセージ、
長年一緒に居るのに毎度同じ言葉なので(笑)そこに個性を感じるメッセージ。
舞台制作の過程で “A案は完成できたら素晴らしい物になるけど大変な難関だ・・・
無難なB案にしとくか” と心が折れそうになった時、このアルバムを開いて 開拓者
精神に着火
します。よし!A案だ!最善の舞台を作らないでどうする!って思う。
  
 仙台大衆舞踊団2010 ヒゲーニョ
                      (Photo by ゴールドフィンガー千葉)
 
出演者の皆さんが、時に悩みながら必死に舞台稽古を続けて下さった事、
とても配慮が感じられる打上げのお席、舞台後に下さったお手紙やメールの数々。
全てに深く深く感謝いたしております。 演出担当として、皆さんのダンスライフが
一層楽しいものとなるよう、日々努めてまいる所存です。 今後とも・・・
 どうぞ、ご一緒に踊って下さいね~♪ へ(^∀^へ) (ノ≧θ≦)ノ ♪
 
2010/10/27

匠☆オールスターズ

DANCE公演 「仙台大衆舞踊団」 を支えて下さっている
スタッフの皆様がカッコいいので、ここに語ります!!
 
☆音響の匠 「モーツァルト相澤」
相澤さんをご存知の方は 「<<<p(T∀T)q>>> モ・・・モーツァルト~?!」 と、
爆笑なさる事でしょう。音を操るマエストロである事と、その風貌とのギャップから、
ややウケ狙いで命名させて頂きました。相澤さんの耳の中には、小さなモーツァルト
が住んでいるんですよ・・・右と左に各ひとりずつ(笑)。
私は今回、目撃しました。相澤さんが吹奏楽の音をマイクで拾っていた時の事です。
楽団さん側から 「○○の音がもっと聞こえたほうがいいですね」 との注文があり、
それを調整した相澤さんいわく 「違う音質にしてみましたが、どうでしょう」。楽団さん
側いわく 「さっきよりキレが良くなりましたね」。 この会話、私にはチンプンカンプン
でしたが、微細な違いが分かる者同士のマニアックなやり取りにシビレました。
 
☆照明の匠 「神!環江」
以前にもお話しましたが、仙台一と言われるほどの方で、本当に細やかなお仕事を
なさいます。いつも公演のDVDを見ながら・・・こうして下さったんだ、カッチョい~い
・・・とか・・・そう、そうしてほしかったんです、so Nice!・・・などと感激しています。
私の演出の意図をくみ取った上で、全てのシーンを劇的に仕上げて下さる・・・
“何十倍も良い舞台に見える魔法” をかけて下さいます。イッツ・ア・ミラコーッ!!
 
☆プロカメラマン 「ゴールドフィンガー千葉」
千葉氏撮影のステキなお写真は、連続掲載しておりますね。千葉さんには、毎年、
本番の映像を収録して頂いてます。それこそが、こちらで正式に依頼している事なの
ですが、千葉さんはサービス精神旺盛がゆえに、リハーサルの写真もバリバリ撮影
(請求書は毎年同じ額なのに、サービスは増えてゆく・・・ええ人やん♪)。 ニッコリと
した笑顔が印象的で、拝見するに 「いじられ役」 っぽいように見受けられます。モー
ツァルト相澤に 「あいつ、どんだけ写真撮ってんだ?!(笑)」などと言われてました。
 
   仙台大衆舞踊団2010 ダンサー
                   (Photo by ゴールドフィンガー千葉)
 
ダンス屋の私と、ウェブ屋である妹のヒゲニョスは思うのです。 本当のプロ とは
「お客様のニーズをいかに達成するかを考え、その為の手段を持っている人」 だと。
こちらのお三方は、私のトンチンカンな申し出にも、聞く耳とその腕前をお貸し下さい
ます・・・惜しげも無く全てにお答え下さるのです。「この人、本物!!」 と思える人で
えばっている人は居ませんね、はい。
 
今年の公演終了後も、私は匠たちへお願いしました・・・「また来年も、このお三方で
お願いします。是非オールスターズでいらして下さい」。 この方たちの支え無くして、
仙台大衆舞踊団の公演は有り得ません。
匠☆オールスターズの皆様、今年もお力添えを頂き、厚く御礼申し上げます。