シナリオ制作 その2
今年の仙台大衆舞踊団は、サブタイトルが 「シンドバッド28世」 。
主人公には帆船で旅をさせたい、と思いました。
高いマストに真っ白い帆、風を受けて進む雄大な姿。
石巻にあるサン・ファン・バウティスタ号のような
昔の船を物語の舞台に決めました。
ところで、何故「28世」なのでしょう?それには理由があります。
シンドバッド1世の時代には、巨大帆船が未だ無かったのです。
帆船が大砲を積めるくらい大きくなったのは、16世紀以降。
社会科でも習うほどメジャーな時代です。
架空の物語を作るにしては都合が悪い。
ですから、主人公が生きる時代を一気に22世紀まで飛ばしたのです。
年数を計算した結果、28世に決定したワケ。。。
帆船を扱った映画もしつこく見ました。
ある映画は3度も見た上、殆どのセリフを書き写したほどです。
(アタクシを暇人と思いますか?凝り性と呼んで頂きたい。)
舞台演出には直接使わなくとも、
船乗りたちの生活や、帆船の操縦方法を知りたかったのです・・・
帆船には卵を取る為に鶏も乗せていた、とか、
雪が降った時には甲板で雪合戦をする、とか、
大砲の台座には「跳ねっ返りビリー」というニックネームが刻んである、とか、
そのような細かな事を知ると、私の頭の中の船員たちが生き生きとしてきます。

(↑↑子猫ちゃん、パソコン入力の手にじゃれる。)
シナリオ制作は非常に切ない作業です。
膨大な時間をかけて取材をする割には、メインテーマを浮き立たせる為に、
思い浮かべた物語をどんどん削ぎ落としていきます。
これ以上削れない所までいって、完成品です。
何でもモノ作りは近い事が言えますね。
例えば、写真で言えばトリミング(フレーミング)です。
決められた写真枠の中に、どの風景までおさめるのか・・・

(↑↑この作品、我ながらイイ写真だと思う。)
主人公には帆船で旅をさせたい、と思いました。
高いマストに真っ白い帆、風を受けて進む雄大な姿。
石巻にあるサン・ファン・バウティスタ号のような
昔の船を物語の舞台に決めました。
ところで、何故「28世」なのでしょう?それには理由があります。
シンドバッド1世の時代には、巨大帆船が未だ無かったのです。
帆船が大砲を積めるくらい大きくなったのは、16世紀以降。
社会科でも習うほどメジャーな時代です。
架空の物語を作るにしては都合が悪い。
ですから、主人公が生きる時代を一気に22世紀まで飛ばしたのです。
年数を計算した結果、28世に決定したワケ。。。
帆船を扱った映画もしつこく見ました。
ある映画は3度も見た上、殆どのセリフを書き写したほどです。
(アタクシを暇人と思いますか?凝り性と呼んで頂きたい。)
舞台演出には直接使わなくとも、
船乗りたちの生活や、帆船の操縦方法を知りたかったのです・・・
帆船には卵を取る為に鶏も乗せていた、とか、
雪が降った時には甲板で雪合戦をする、とか、
大砲の台座には「跳ねっ返りビリー」というニックネームが刻んである、とか、
そのような細かな事を知ると、私の頭の中の船員たちが生き生きとしてきます。

(↑↑子猫ちゃん、パソコン入力の手にじゃれる。)
シナリオ制作は非常に切ない作業です。
膨大な時間をかけて取材をする割には、メインテーマを浮き立たせる為に、
思い浮かべた物語をどんどん削ぎ落としていきます。
これ以上削れない所までいって、完成品です。
何でもモノ作りは近い事が言えますね。
例えば、写真で言えばトリミング(フレーミング)です。
決められた写真枠の中に、どの風景までおさめるのか・・・

(↑↑この作品、我ながらイイ写真だと思う。)