2010/04/09

アステカ人とギアナ高地とスパイ

只今、私の頭の中は、整理整頓されておりません。数件の舞台演出が同時進行
しているからです。その中に 「仙台大衆舞踊団2010」 のストーリー作りがござい
ますが、起承転結の 「起」 は、スパイ養成スクールの日常を描く事にしました。
 
さて、スパイ学校はどこに存在すると良いでしょう。スパイ映画や、ルパン三世の
ような大泥棒のお話では“有り得ないほど大げさな設定”が定番です・・・例えば、
古代文明の有能な科学者たちが実は滅びる事無く亡命しており、全世界を掌握
する技術を開発していた・・・みたいな。有り得ないお宝、有り得ない秘密兵器、
有り得ないほど死な無いスパイたち。私も、このお決まりのパターンを真似します!
そこでまず私は、スパイ学校の所在地を “ギアナ高地” と決定。テレビに映った
瞬間 “ここだな” と思いました。前人未到の立地。人が入れば “サリサリ” という
音を立てて、妖怪に食べられてしまう、という言い伝えすら有ります(よって、
ギアナ高地のテーブルマウンテンは、現地語でサリサリニャーマと呼ばれます)。
 
では、スパイ学校を設立したのは誰がいいでしょう? やはりここは大げさに・・・
ギアナ高地のご近所で栄えたアステカ文明の人々が適任です。アステカといえば、
生贄(いけにえ)の儀式が有名ですね・・・人の生きた心臓を神に捧げます。その
儀式の凄まじさに、一時は 「アステカ人、NGですか?」 と思いましたが、取材を
続ける中で「日本人にとって切腹が美徳であったように、アステカ人の儀式もまた
神聖で美しい行いであった」と知り、納得した次第です(とはいえ、公演中、儀式の
話題は一切出ませんのでご安心を♪)。
 
仙台大衆舞踊団2010 
 
公演制作には毎度、不思議な出来事が付きものです。今回の不思議第1弾は、
昨年末に決めておいたオープニング曲の件。最近、この曲のタイトルを日本語に
訳してみたところ 「アステカの神事で使われる薬の名前」 だったのです。
おお!ジャストミート!!! こういう偶然って、結構多いんですよ~♪
 
2010/04/06

ゲストさんの多い一日

4月4日(日)は、FDCスタジオへのご訪問 “お初” または “久々” の皆さんで
賑わいました。午前は “日曜レッスン会” を開催。当方の舞台をご覧になり一緒に
踊りたくなってしまった方♪から、日頃のレッスンだけでは物足りない方♪まで、
いずれ劣らぬダンスフェチがお揃いでした。この中には、例のFDCママサークル・
メンバーもおり、なんとYossyは!本年の仙台大衆舞踊団にて復帰を決意(彼女
は元メインダンサー。産休より2年、グニャグニャに柔軟だった体は多少硬くなった
ものの、かつて磨いた身のこなしは未だ健在)。 FDCは実に珍しいスクールです。
産休しようが、多忙で休会しようが、遠方へ引っ越そうが、多くの者が隙を見て?!
戻って来ます・・・こんな風に “離れても仲間でいられる” “いつだって心は盛り
上がっている” なんて事は、そう無いと思いますよ。 愛してるぅ~とてもぉ~♪
愛してるぅ~いつまでもぉ♪空に太陽があるかぎ~りぃ~♪(byスター☆にしきの)
 
午後は仙台向山高校のお嬢さんたちがいらっしゃいました。ランチを食べながら
外を眺めていると、渡り鳥のように一列に連なった女子高生たちが出現!!
本日は総勢15名です。彼女たちはやはり優秀で、振付は既に頭に入っていま
した。あとは、カッコ良く踊るコツを伝授するだけ。体の向きやポーズの形も直し
ますが、最も大切なのは・・・ ビートの利いた勢いのある曲調に合わせて
「インパクトを入れる事」 「大きく元気に踊る事」 「笑顔を絶やさない事」。

これが出来ないと曲に負けます。 約2時間に渡り、私たちは「シェーーイクッ!」
と肩を揺すったり、西城秀樹のブーメランのごとく腕を高らかに振り回したり・・・
最後には妙な掛け声まで誕生。全員で「もしもし!もしもし!もっし!もし!!」
などと叫んで踊っておりました。本当に素晴らしいノリです。本番もその勢いで
臨めば、お客様はシビレルと思います♪ (顧問の先生は、この体当たり的な
指導方法に関心をお持ちのようでしたが・・・先生!あのテンションで1時限目を
スタートしたら、6時限目には命が危ういでごさいますよ(汗)
 
仙台向山高校さま×ヒゲーニョ
(↑↑「ありがとう♪」と歌いながら撮影。事前に指導をお約束していたのは5名。
その他のお嬢さんたちは自主的に志願して来られたそうです。まぁ♪何てステキ
なのかしら♪また今回のような機会があったら、是非遠慮なくいらして下さいね。)
 
2010/04/02

FDCスタジオの怪

仙台スタジオ内の時計は、ダンスフロアに面して置いてあるものに限り、針が遅れ
たり、止まったり致します。それらの時計は壊れたのではなく、事務所や更衣室
など別の場所に置けば正常に作動します。
そう!仙台スタジオのダンスフロアは、磁場がオカシイのです!!
・・・という話を信じた皆さん、素直すぎるので詐欺や悪徳セールスにご注意下さい♪
 
時計が狂うのは、おそらく振動です。ダンサーはネコのように無音で動かねばなり
ませんから、強い振動を起こすほどの足さばきでは非常にゆゆしき事態。しかし、
レッスン風景を見ている限り、そこに問題は無いようです。建物の構造の問題か、
時計の形状の問題か・・・まずは設置場所を一番丈夫な南の壁面へ変更しました。
( ̄∀ ̄)b これでダメなら、ホントに磁場かもね~。
FDCスタジオにはミラクルワールドへの入り口が開いているんですよ、きっと。
 
FDCダンススクール・仙台校
(↑↑写真右:玄関正面のショーケースが変わりました。やや?ヤギがいる!!)
  
FDCダンススクール・仙台校
(↑↑ダンスフロア側のショーケースは、ドールハウス作品「ネズミのキング一家」
へ模様替え。最小で約1㎝のネズミさんが住んでいます。ネズミはヒゲーニョ作♪)