2010/10/29

裏・仙台大衆舞踊団 ~打上げ編~

私が舞台の事で手一杯であるため、他の出演者さんたちが打上げの席を設けて
下さいます (毎年ご厚意に甘えて、申し訳無い限りです)。 今回の打上げも、
出演者同士の交流を図る趣向や、ダンス指導を担当する私たちへ 「ねぎらいの
余興タイム?!」
がございました。 私へ贈られた余興は・・・
 
【その1】 フィンガー5 「恋のダイヤル6700」 の替え歌&ダンス。
リンリンリリン♪・・・ 「き」 さくで 「む」ーでぃな♪ 「ら」 くだのモノマネもできる♪
「ゆ」 うがな身のこなし♪ 「み」 んなへの愛であふれる♪
・・・「こ」 こ に、木村由美子 有りぃー!!! (SINO、仁王立ちで叫ぶ)
アナタが好き♪ 死ぬほど好き♪ この愛、受け止めて~ほしいよ~♪
(慌しくバラを一本ずつ差し出す ⇒ダンス再開 ⇒ラストのジャン!で決めポーズ)
 
【その2】 コントのような、お手紙の朗読。
卒業式の芝居から始まるこの余興。演じる本人達は本気で泣いてしまっている
(それが爆笑を誘う)。「い~つの~事だか~思い出してご~らん~♪」 号泣のうち
に歌い終わると、メガホンを握ったSINOが登場。 「終了~!(泣)」 と叫ぶ。
彼女たちは、私あての手紙を朗読。 嬉しい事を言ってくれるな~と、私が感動して
いる最中、SINO、メガホンで 「終了~!!(大泣)」 と叫ぶ (またオマエさんか)。
 
 ↓↓SINOって コイツ♪ ハッカー 「パンダ」 役の 美ボディ・ダンサーです♪
 仙台大衆舞踊団2010 只今寸劇中
 
こうした余興をいつの間に仕込むんだか・・・ なかなかの力作で 「裏・仙台大衆
舞踊団」
とも言えるショーです。私自身が手間をかけて舞台を作るタイプなので、
彼女たちの余興がどれほど練ったネタなのか、労力はいかほどか、大体分かる訳
ですね。案の定、卒業式ネタの小道具準備は、朝方までかかったとか。私は、そう
いう事って、本当に尊いと思うんですね・・・誰かの為に時間を費やすという行為。
  
これまでも、出演者の皆さんから、色んなプレゼントを頂きました。中でも、全員の
メッセージが収められているアルバムは、年に何度も開く宝物です (これもスゴく
手間がかかってます)。 自分なりの言葉をつむぎ出そうと奮闘したメッセージ、
思いのたけをブチまけた挙句に自分の名前を入れ忘れてしまったメッセージ、
長年一緒に居るのに毎度同じ言葉なので(笑)そこに個性を感じるメッセージ。
舞台制作の過程で “A案は完成できたら素晴らしい物になるけど大変な難関だ・・・
無難なB案にしとくか” と心が折れそうになった時、このアルバムを開いて 開拓者
精神に着火
します。よし!A案だ!最善の舞台を作らないでどうする!って思う。
  
 仙台大衆舞踊団2010 ヒゲーニョ
                      (Photo by ゴールドフィンガー千葉)
 
出演者の皆さんが、時に悩みながら必死に舞台稽古を続けて下さった事、
とても配慮が感じられる打上げのお席、舞台後に下さったお手紙やメールの数々。
全てに深く深く感謝いたしております。 演出担当として、皆さんのダンスライフが
一層楽しいものとなるよう、日々努めてまいる所存です。 今後とも・・・
 どうぞ、ご一緒に踊って下さいね~♪ へ(^∀^へ) (ノ≧θ≦)ノ ♪
 
2010/10/27

匠☆オールスターズ

DANCE公演 「仙台大衆舞踊団」 を支えて下さっている
スタッフの皆様がカッコいいので、ここに語ります!!
 
☆音響の匠 「モーツァルト相澤」
相澤さんをご存知の方は 「<<<p(T∀T)q>>> モ・・・モーツァルト~?!」 と、
爆笑なさる事でしょう。音を操るマエストロである事と、その風貌とのギャップから、
ややウケ狙いで命名させて頂きました。相澤さんの耳の中には、小さなモーツァルト
が住んでいるんですよ・・・右と左に各ひとりずつ(笑)。
私は今回、目撃しました。相澤さんが吹奏楽の音をマイクで拾っていた時の事です。
楽団さん側から 「○○の音がもっと聞こえたほうがいいですね」 との注文があり、
それを調整した相澤さんいわく 「違う音質にしてみましたが、どうでしょう」。楽団さん
側いわく 「さっきよりキレが良くなりましたね」。 この会話、私にはチンプンカンプン
でしたが、微細な違いが分かる者同士のマニアックなやり取りにシビレました。
 
☆照明の匠 「神!環江」
以前にもお話しましたが、仙台一と言われるほどの方で、本当に細やかなお仕事を
なさいます。いつも公演のDVDを見ながら・・・こうして下さったんだ、カッチョい~い
・・・とか・・・そう、そうしてほしかったんです、so Nice!・・・などと感激しています。
私の演出の意図をくみ取った上で、全てのシーンを劇的に仕上げて下さる・・・
“何十倍も良い舞台に見える魔法” をかけて下さいます。イッツ・ア・ミラコーッ!!
 
☆プロカメラマン 「ゴールドフィンガー千葉」
千葉氏撮影のステキなお写真は、連続掲載しておりますね。千葉さんには、毎年、
本番の映像を収録して頂いてます。それこそが、こちらで正式に依頼している事なの
ですが、千葉さんはサービス精神旺盛がゆえに、リハーサルの写真もバリバリ撮影
(請求書は毎年同じ額なのに、サービスは増えてゆく・・・ええ人やん♪)。 ニッコリと
した笑顔が印象的で、拝見するに 「いじられ役」 っぽいように見受けられます。モー
ツァルト相澤に 「あいつ、どんだけ写真撮ってんだ?!(笑)」などと言われてました。
 
   仙台大衆舞踊団2010 ダンサー
                   (Photo by ゴールドフィンガー千葉)
 
ダンス屋の私と、ウェブ屋である妹のヒゲニョスは思うのです。 本当のプロ とは
「お客様のニーズをいかに達成するかを考え、その為の手段を持っている人」 だと。
こちらのお三方は、私のトンチンカンな申し出にも、聞く耳とその腕前をお貸し下さい
ます・・・惜しげも無く全てにお答え下さるのです。「この人、本物!!」 と思える人で
えばっている人は居ませんね、はい。
 
今年の公演終了後も、私は匠たちへお願いしました・・・「また来年も、このお三方で
お願いします。是非オールスターズでいらして下さい」。 この方たちの支え無くして、
仙台大衆舞踊団の公演は有り得ません。
匠☆オールスターズの皆様、今年もお力添えを頂き、厚く御礼申し上げます。
 
2010/10/25

初体験だったブラバンとのコラボ

この一週間は、先日開催したDANCE公演 「仙台大衆舞踊団」 に関する記事を
掲載いたします。まずは、サプライズ・ゲストさんについて♪
 
今回の公演をご覧下さったお客様方が、必ずおっしゃる感想に 「高校生のブラス
バンド、凄かったねー!」
がございます。 そう!そのお言葉が頂けるだろうと
思って、私は “仙台向山高校・吹奏楽部さん” にゲスト出演をお願いしたのです。
彼らが来てくれたら、絶対にお客様がお喜び下さる!と確信していました。
 
   仙台大衆舞踊団2010 ダンサー
                   (Photo by ゴールドフィンガー千葉)
 
吹奏楽の名門部員さんである彼らは、実にお忙しいのです。間髪入れぬ練習や
行事の日々。ゲスト出演をお願いした事が余りにも申し訳なく思えた次第です。
だって、毎週のようにコンクールや演奏会などの行事が入る中、偶然にも空いて
いた唯一のオフの日を、私たちの公演の為に使って下さったのです。恐縮の極み
でございます。
 
わたくし・・・ブラスバンドとコラボレーションするのは初めての体験でした。
背中から大波のように押し寄せる音楽・・・ あんなにも気持ちがアオられたのは、
かつて無いと思います。 「うりゃー!!行くぜぇい!!!」 と、心臓が言って
おりました(笑)。 長年ダンサーを続けてきたのに、未だに “新発見” があるの
ですね。我ながら驚きました。
 
 仙台大衆舞踊団2010×仙台向山高校さん
 
向山高校の皆さんと奇跡的な出会いをしてから、約9ヶ月。(私のほうから見ると)
実にドラマティックな交流をさせて頂いております。
部員の皆さん、そして、保科先生はじめ向山高校の先生方、ご家族の皆様、
この度は当公演へ格別のご助力を賜りまして、深く感謝申し上げます。