2011/01/31

美女と野獣 ~仙台向山高校さん再び

昨年よりお付き合い頂いている吹奏楽の名門 ・ 仙台向山高校さん。今年も早速、
演出振付のご依頼を下さいました。で、この度のお題は 「美女と野獣」。ディズニー
映画をご覧になった方も多いでしょう (私はロスでミュージカルも見ましたよ)。
アタクシ、狂おしいほど?!この曲が好きです。年始から楽しいお仕事を頂いたわ♪
と大変喜んでおります。
 
ただ、部員さんたちへ指導を行ってから本番当日までが1週間しかありませんので、
凝った演出は避けました。つまり、野獣をはじめ、魔法にかかった執事やメイドなど
の仮装を用意する時間が無いのです。ですから今回は、若気の至りで魔女の怒り
をかった野獣のように 「わがままでヤンチャな王子」 と、ヒロイン・ベルのように
「活発な乙女」 を主役にしたいと思います。いたずら好きの王子が恋に落ちる事で、
自己の内なる優しさに目覚めていくストーリー。 「美女と野獣 ~心の変身だけバー
ジョン」
といった所です。
 
部員さん達との練習は、昨日、日曜でした。FDC仙台スタジオにて。我がスタジオ
には様々な小道具があり、リハーサルには好都合なのですが、ただ1つ!今回の
ストーリーで最も大事な小道具 「トカゲ」 が足りませんでね・・・ 100円ショップにも
見当たらず、急きょ手作りしました。
 
 トカゲ作り
 (まずは広告チラシを丸め、形状を整えていきます。)
 
かくして、4時間後・・・完成♪
 
 トカゲ完成
 (シュールなフォルム。アタクシの 「使い古しソックス」 で作りました・・・
  って コレを女子高生に持たせちゃいましたよぉ~ (泣)。
  ホントにゴメンね、皆さん! 洗濯済みだから安心して♪)
 
トカゲ君が無いとね、ヒゲーニョ版・美女と野獣が始まらないのです。
その練習の様子や、主人公の恋のゆくえ&トカゲ君のゆくえ?!については、
後日改めてお話しましょう。
 
2011/01/28

イケメンは得? ・・・顔の話

私が出張クラスを開講しておりますスポーツクラブは、女性会員さんが圧倒的に
多く、(因果関係があるのか無いのか、) 若きイケメン・インストラクターのフィット
ネス・クラスは、気持ち、お客様が多いように思われます。 レッスンの進行が上手い
事は必須条件として、やはり運動するにしても 「見目麗しいインストラクター」 の
ほうがイイに越した事は無いのかもしれません (笑)。
 
ところで 「イケメンに生まれたら得!」 なのでしょうか?
これは私の勝手な見解ですが、「あの人、スゴい美形だな~」 と眺めていた男性が
実際に話してみると、蚊の鳴くような小さな声だったり、走り去る姿がブカッコウ
だったら、ひと際 ガッカリしませんかね~?どうです?
つまり、イケメンは、その外見に見合った所作を自然と求められてしまう・・・生まれ
ながらにハードルが高い!と言えるかもしれません。その割りには、世に 「美人は
3日で飽きる、ブスは3日で慣れる」 という言葉がある通り、釣った魚のビジュアル
は、さほど重要視されなくなるワケです。
然るに、イケメンが必ずしも得とは言えないのでは・・・??
 
私の目はフシ穴だ、と思う時が度々あります。美女に気付かない事があるのです。
皆さんが 「Aさんって、めちゃめちゃ美人よね~」 と噂されているのを聞いてから、
Aさんを改めて観察。あ!ホントだ!超美人だったわ!と気付く事がしばしばです。
どうやら私が見落とす美女は、笑顔の少ない方々のようで・・・ 私の目には
「スマイル検出オートフォーカス」 機能 が付いているんですね。 微笑みの女神
しか目に入らない (笑)。 まぁそれは私の好みの問題だとして・・・。
“表情も込み” での顔 ですからね。表情の出し方が上手ければ、ステキな人間に
見せる事も可能でしょう。 努力次第でアタクシも 「癒し系」 と呼ばれる女になれる
のでしょうか・・・ ほら、このままじゃモテないだろう??(^ ^;)
 
   
   (↑↑公演の打上げ写真。テーブルに残る晩餐の跡 ・・・
    ビールだのワインだの、うちの子たちは飲むね~。変装グッズを着用
    させられた写真もあるんです、そう言えば。今度、お見せしましょう☆)
 
2011/01/26

格言 : 最後の1mが肝心よ!

大人なら経験上 「詰めが大事である事」
「ゴールが近づくと気が緩みがちである事」 を知っていますね。
 
今ではご近所専門ドライバーの私ですが、以前は友人たちを連れて、秋田まで
ドライブへ行った事もあります。その帰り道、自宅まであと数キロという辺りで、
ファミリーレストランへIN。ついでにママーニョへ電話し、無事仙台へ到着した事を
報告しましたら、母いわく 「最後の1mが肝心よ!気を抜かないで帰ってきなさい」
との事。さ・・・最後の1m??。私と友人たちは、何ゆえ1メートルなのか と爆笑した
のでした。 まぁ その日は何事もなく帰宅。
 
6年後のある夜・・・私は自宅の車庫から出たとたん、車体の左側を電柱にこすって
しまいました。初☆自爆。 「ゲッ、やっちまった」とは思ったものの、大した事は無い
だろうと予定通り出発しました。道路を走りながらチラっとサイドミラーで確認すると、
ん?結構ヘコんじゃったか?夜だからよく見えないな~ ・・・徐々に不安がつのる。
あれ?何だか目の前に霧が立ち込めているような・・・。 は!?間違い無い!!
車内に煙が出てきてるよ!!!前が見えなくなってきた・・・ま・・・窓を開けなきゃ。
あ!?左側の窓、開かない??・・・車体がヘコんだからか?
 
私が走っていたのは長い橋の上。どこにも停車する場所がありません。
「車がいつ爆発するか」 という猛烈な恐怖の中、橋を渡りきった先のガソリンスタンド
へたどりつきました。 店員さんに助けを求めると “車内の煙はラジエターのホースが
寿命で破損し、水蒸気が発生したから” との事。これは車をこすった事とは無関係で
・・・タイミング的には全くの偶然でした。神様のイタズラか、オシオキか。。。
 
           格言 「最後の1mが肝心よ!」
 
私の頭には母の格言 「最後の1mが肝心よ」 がよみがえりました。
慣れで安心しきっていた自宅前1mで自爆したアタシ・・・ 母は正しかった ・・・
走行距離何百kmの中のたった1mでも馬鹿にはできないのです。物事の
最初であれ最後であれ、もちろん真ん中であれ、油断は大敵だと身に染みました。