2011/02/11

FDCスタジオは、女性専用♪

本日、建国記念日ですね。皆様、お休みでしょうか♪
私はもともと金曜日がオフなので、全く “お得感” がございませ~ん。
 
只今、FDC仙台スタジオのショーケースには、博多人形の 「お雛様(おひなさま)」
が飾られております。女性限定のスタジオですからね、女の子のお祭りは欠かせま
せんよ (*^ー^*)b  今回はお雛様を飾る時に、男雛と女雛をどちらに置くか・・・
で迷いました。携帯電話の絵文字を見ると、男雛が向かって左側ですから、初めは
そうしたのです。ところが、こうすると、おひな様が “そっぽを向く” 感じに見えるの
です。 「あれ~、なんだか倦怠期の夫婦みたい・・・アタクシの婚期が益々遠退き
そうだよ~」。 その不吉な雰囲気から、双方の位置を逆に置いてみました。すると、
二人の空気が良くなった♪。人形作家の意図なのでしょうか・・・ 女雛が少し視線を
傾けているのは。 地方によっては、男雛と女雛の位置が逆と聞いておりましたので、
「まあ、しばし、こうしておこう」 と思い、スタジオを後にしました。
 
で!ですね、やはり、お雛様の飾り方を知りたいと思った私は、翌日、ネットで調べ
てみました。 まとめると・・・古式では、スタジオのように、向かって右が男雛、昭和
以降にその逆となったそうです。
 
 雛飾り ~男雛と女雛どっちがどっち?
 (写真左 : 古式で飾ったスタジオの博多人形 / 写真右 : 現代式で飾った
  極小雛飾り。浅草仲見世通りにある江戸玩具の 「助六」 で購入。3cmにも
  満たない人形ですが、木目込み細工・・・ つまり表面は布でございます。)
 
お雛様の飾り方は、宮中での天皇の並びを模したものであり、日本古来の 「左が
上位 (向かって右が上位)」 とする考え方に従っていました。その考え方の根拠は、
天皇が南に向いて立った時に 日の出の方角=左が上座、日没の方角=右が下座
とするためです。これが、昭和天皇ご即位の際、西洋の文化にならい、向かって左
へお立ちになり、それ以降、雛飾りも向かって左に男雛を飾る事が多くなったとか。
確かに結婚披露宴もそうだ。現在は、男性が向かって左側ですね。でも、再放送・
水戸黄門では、「無理やり結婚を迫る悪い若旦那」 が 向かって右側、「ヒロインと
入れ替って花嫁に扮したお銀」 が 左側ですね、ふんふん、なるほど。そして、
三々九度のさかずきの途中でお銀の手が止まり、その酒を若旦那の顔めがけ、
ピッシャっとかける(笑)。
 
FDCスタジオへお越しの皆様、ぜひ優しいお顔の博多人形雛をご覧下さいませ♪