2011/05/02

東日本大震災(20) 寄り添うこと

先週の水曜日、MIHOが担当する夜間クラスを訪問しました。このクラスは震災後、
初めてのレッスンになります。大変な事があった後ですからね、久々に受講生さん
たちのお顔を見たくなったのです。
レッスン終了の少し前にスタジオへ到着。私がウロつくと皆様の気が散る事は
間違いないので、駐車場から密かに中の様子を伺いました。スタジオの灯り、
笑顔でにぎやかに踊る女の子たち・・・ 闇夜から眺めるスタジオの窓には 『癒し』
を感じました。。。 そう!雪国に立つ 「かまくら」 の入口に灯りがポッと見え、
人々が楽しそうにお餅を食べている。。。 光景に似ている!! (※あくまでも
個人の感想です。)  つまり、温かくて微笑ましいって事ですよ (笑)
 
私には、この日、2つのミッションがありました。1つは、地下鉄が一部区間運休な為
運行している駅まで受講生さんをお送りする事。そして、もう1つは、リンゴジュース
を配る事!?。 実は、OGA率いるFDC秋田校の皆さんが、仙台や石巻のメンバー
を励まそうと、地元産のりんごを丸ごと搾ったジュースをお贈り下さったのです。
体を動かした後のジュースは、また格別で、皆、おいしいを連発♪
 
 夜のFDCダンススクール・仙台校
 
今、日本中に 「何かしてあげたくて仕方が無い人」 がおられるでしょう。私の場合、
血気にハヤるとトンチンカンな行動をしそうなので!?、冷静に応援したいと考えて
います。もしも、直接的に何かができなくても、ご苦労されている方々をおもんばかる
心が大切で・・・、私は祈る事が無意味だとは思いません!! (無関心でない事が、
すでに有難い。
 (TへT) 秋田校の皆さん、ご心配下さった上にジュースまで。。。
本当に有難うございました(泣)
 
生活や企業の再建に伴う 「二重債務」 や、終息時期が見えない 「原発問題」 など
命が助かってもなお、苦しみ続けている方が大勢おられます。私自身の生活が元に
戻っても、長期戦となる復興に対して、今後もずっと、関心を持ち続けたいですね。
アリのように、やれる事をコツコツやります。だって、大きな事は出来ないですもん。
 
この震災に際して伺った話を、今も忘れられませんね。医療従事者の方は 「病院へ
ズブ濡れの人たちが次々に運ばれてきて・・・何が起ったのか、初めは分かりません
でした」 とおっしゃいました。また、ある方は 「自宅のそばに亡くなった方の安置所が
あるんです。道を尋ねられるんですが・・・ “娘なんです” と泣いていらしたりして。」
と話されました。自分に同じ体験が無いからこそ、心が寄り添うよう努めたいですね。