2011/10/31

邪馬台国の見どころ Part.4

不定期掲載・DANCE公演 「仙台大衆舞踊団2011 邪馬台国」 の見どころを、
本日もプログラムに沿って、ご紹介してまいります。
 
【 第2章 邪馬台国 】
☆見どころ⑧ 「卑弥呼の過去」

主人公・トヨは、邪馬台国をまとめ上げた先代の女王・卑弥呼について、知りたいと
思うようになります。どうやって偉業を達成したのか・・・ そもそも、どうして王位に
ついたのか・・・。 その答えのヒントは、卑弥呼の過去にありました。
若き卑弥呼が経験した 「苦悩の記憶」 を再現します。
 
それは、あまりに切ない出来事・・・
守護霊ダンサーも、↓↓このような表情でございます。
 
   仙台大衆舞踊団・ダンサー
 
このシーンでは、今回の作品中、最も難しい振付3曲が立て続けに登場します。
テクニックを駆使した華麗なるダンス。どうぞご期待下さい♪
 
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・・・と、本日は見どころ紹介を短めに致しまして、
先日行った 「舞台メイク講習会」 のご報告を致しましょう。
 
講習会に参加したのは、主に初舞台の方たち。必然的にヤングマンが多くなります。
普段あまりお化粧をしない学生さんもいらっしゃいましてね。メイク指導をしながら
「お・・・お肌がしっとりしてる。スゲー!」 などと、心がザワツキっぱなしでした(笑)。
以前の舞台メイクは 「シャドー(影)」 を強調する事が重視されましたが、現在は
「光と影のコントラスト」 が大切にされています。基本的には、お顔の凸部分を
光らせ、凹部分に影をつけるのですが、どの程度、どのように描くのかは、
教わらないと分からない所でございまして、それを伝授致しました。 そして、
初回ですから、一人一人のお顔立ちを美人に修正する!?アドバイスもプラス。
今回はかなり上手くいったね~(まぁ、皆さんの土台が良かったんでしょう♪)。
これまで色んなお顔をイジリ倒してきたので、ワタクシもだいぶその辺が
分かるようになってまいりました。
 
最後に 「舞台メイクのおさらい」 として、画像をアップしておきます。
 
 舞台メイク・見本
 (↑↑歌舞伎役者よりは薄化粧でしょ??(≧¬≦) これで 「目ぢから」UP♪)
 
2011/10/28

「ハロウィン」というお題で

当ブログ、どんどん長文になっていきますね。 もっと軽やかに書けぬものか・・・ 
そこで、来週訪れる 「ハロウィン」 をテーマに、短めの記事へ挑戦したいと思い
ます。 ハロウィンにちなみ、当家のミステリーっぽい一面をご紹介しましょう。
 
 タンポポの綿毛の精霊
 
父は若い頃から 「日本語お上手ですね。どこのお国の方ですか?」 と聞かれるほど
凹凸の激しい顔でした。バブル時代は飲み屋のフィリピン人ホステスさんから
「うちのパパにそっくり」 と言われ、愛称は 「パパ」 だったようです。
 
一方、母は東京の上野公園で人に道を尋ねた時、何故か頻繁なジェスチャー混じり
で 道案内されたとか。どうやら先方は、母を中国人だと思ったようです。相手に気を
遣った母は、そのまま中国人になりすましたとか (・・・フツウ、そうしますかね?)。
 
その2人の血を引く私は、どうした事か100%、父寄りの顔をしています。
大学生の頃、友人の1人がフザけて、「木村さんはね、お母さんがインド人なんだよ」
と、他の友人たちへ カミングアウトしました。そしたらね、「あ、ど~りで~」 との
返答が。(あたしゃ驚いたよ。 「ウッソ~(笑)」 とか 「それっぽいけどね(笑)」 って
言われると思ったから。)
 
以上、当家は 「日本人から日本人じゃないと思われる家族」 というミステリー
でした。  ん~、そんなに面白くないな~。じゃあ、当家のミステリー☆第2弾!!
うちの 「ゆず丸」 は熟睡すると、口を半開きにして寝ている時があり、
ちょっと怖いです(サスペンスでやられちゃった人みたい)。
 
 仙台の猫・ゆず丸
 
            ↓↓短い脚が半開きの時もあります。
            仙台の猫・ゆず丸
 
今日も結局、長めの記事ですね(笑)
 
2011/10/26

ダンス職人の心得(1) 一番初めのお客様

ブログにも、顔にも、あまり漂っていないかもしれませんが、ワタクシ、仕事に対して
は 「頑固で実直な職人気質」 です。 約20年の職歴を通じて、「硬派(真摯)に
努めるに限る!」 と実感しています。  最近、ダンス関連の職に手が届きそうな
後輩たちが出てきましてね・・・ 私がこれまでに “先人から教わった重くて大切な
格言” や “自身の経験から痛感した忘れえぬ教訓” を、彼女たちへ伝えておくべき
かな?と思うようになりました。ダンスで生計が成り立つ者は、千に1人いるかどうか
と聞いた事もあり、私の場合、先人の知恵が最も助けになった・・・ と断言できます。
 
 ダンサーの特注ストラップ
 
本日の格言  「一番初めに仕事をくれた人から仕事をもらえなくなったら、
           アンタ、おしまいだからね」  (by 我が師匠・岡崎先生)

 
新米講師だった頃、カルチャーセンターやスクールでレッスンを担当していた私
ですが、不定期な依頼、例えば振付制作や演出の仕事が来るようになったのは、
しばらく後の事です。そういった意味での私の初お得意先は、「故・武田譲先生」
でした(8月のブログでご紹介しましたね)。武田先生は県内の有名合唱団を数々
率いておられまして・・・、私のデビュー戦は、大変荷が重いものでございました。
 
私の頭に常にあったのは 「仕事のリピートが来るように、まずは今回の仕事を
最高のものにしなければ」 という思い。次の仕事が来た時に初めて、前回の仕事
が好評だったと知るワケですね。大好きな仕事ですもん、そりゃ評価されたい。
よって、毎回全力疾走! 前回の自分に劣る事など許されないのです(笑)。
 
かくして、武田先生とのお付き合いは、先生が突然にお亡くなりになるまで
続きました (先生が寛大だったから続いた面もあるのでしょうけどね☆)。
ご葬儀にて、ある合唱団の団員さんが私におっしゃいました。 「また今度、
振付を頼むつもりだったんですよ・・・ 武田先生、色々と考えておられたみたい」
との事。 今でも胸がカーッと熱くなります。光栄過ぎる事でございます。
 
さて、先の格言に戻りますが、そう!
仕事に慣れてきてテキトウで済ますようになれば、次回のオファーが来ない
だけでは無く、お仕事人生そのものが終わったも同然!!
まさに
     「気をつけなはれや!!!」 
 
 こん身の「気をつけなはれや!」
 
(そうそう、後輩の皆さん、この格言はプロになる前から重要なんですよ。
私は皆さんに 「可能性や力量を試すチャンス」 を頻繁にご用意しています。
心ある方は、本気でトライ下さいませ♪ チャンスを活かせる人がいない場合は、
チャンスを作る必要がないって事になりますでしょ? みんな、どんどん来~い!!)