2012/07/23

公演チラシを発送します

ここ最近は、緩急の効いた毎日を過ごしております。1日十数時間のパソコン作業、
翌日は朝から晩までダンス・レッスン。。。 といった生活。まあ、いつでもこんな感じ
なのですが、仙台大衆舞踊団・開幕前の4ヶ月間は、休暇無し、休み時間無しと
なりますので、特に、「過酷に動く時間」 と 「まるで静止する時間」 が急激に交代。
身体を痛めやすくなるのです。8月になると、これに “ミシンの前に張り付く” が
加わります。気をつけねばなりませんね~。
 
 ゆず丸先生 (目つきがイヤラシすぎる。)
 
先週は、公演チラシをお送りするお客様のご住所を、入力・整理する作業が入り
ました。約400件。主に昨年の公演へお越し下さったお客様が、チケットの裏に
連絡先を残して下さったものです。ご住所が仮設住宅へ移られている方もあり、
改めて感謝の思いが再燃しました。
 
昨年の公演は、東日本大震災の発生から8ヶ月後でしたから、開催するに当たって
「今年はとてもステージ(を見る)どころでは無いんじゃないか」 と考えました。
この地に住む全ての人が、被害の大きさの差はあれ、ご苦労なさっていた頃です。
開催が良い事であるのか、確かな自信を持てぬまま迎えた本番・・・。幕が上がると
同時に、満席を通り越したお客様方を拝見し、とたんに勇気を頂きました。そして、
会場に集ったお客様それぞれが 「優しい気持ちを持ち寄っておられた」 感じが
致しました。あの時の会場の空気感、未だに記憶が薄れません。
 
 ゆず丸先生・監督不行き届き
 
チケットの裏 には、沢山のメッセージが書かれてあるんですよ。それは、昨年の
ブログでもご紹介しましたね。公演終了翌日からの私の楽しみは、回収した
チケットを順番に並べつつ、お客様のメッセージを拝見する事です。いいんです、
「小笠原さん、ダンスがひときわ美しかったです。応援しています。」 とか
「あっちゃん、かっこいい!」 とか、私以外の人が褒められていても(笑)。
嬉しいものですね、お気持ちを伝えて頂けるなんて♪ (今年も期待して
イイでしょうか?? 今年のチケットは表面がツルツルしていないので、
どんなペンでも書きやすくなっております。ンフ♪)
 
\(≧∀≦)/ 今年の公演チラシは、今日明日中に発送させて頂きま~す!!
 
2012/07/20

いじめ問題か・・・

何を隠そう、わたくし、生粋の!?イジメられっ子 でした。
まず、現在の私の姿を、頭から排除してお聞き下さいませよ。
 
 仙台のダンサー・ドラキュラ役 ←このアタクシはちょっと忘れて♪
  
今思えば、感情を爆発させる事、人前で言葉にする事が、とても苦手だったんです
ね~。とにかく発言が少ない控えめな子供で、何事も即座に悲しくなり、すぐに
涙が出てくる。。。 オヤジのような気質の母には 「毎日、泣いて帰ってくるん
じゃねー。一回ぐらい泣かして帰って来い!」 と喝を入れられる始末。今の私なら
「それが出きれば、もうやってます~」 と言い返すんですけどね(笑)
 
いじめっ子からすれば、からかうと即効性がある=すぐに泣く、のが面白いんで
しょう。少し大きくなってからは、女の子特有のいじめ 「無視」 がありましたかね~。
転勤族の私は、地元の子たちが住むエリアから家が離れておりまして、長い時間、
一緒に遊べなかったのです。私に対して “みんなだけの秘密” を作る事で、
楽しんでいたようです。
 
あの頃の私に声をかけるとするならば、「もっと心優しい子たちのグループとお友達
になろうよ」 です。ああいう時は思考能力が低下するらしく、ツライくせに、ずっと
同じ子たちの近くに居ちゃうんですよね~。
私は自分から 「遊ぼう!」 と声をかけられない子供だったので、新しいお友達を
作るにも、相当の勇気が要るに違いありません。が、物事の多くは1度目の勇気が
最大の難関であり、2度目、3度目は壁が低くなる・・・。慣れると余裕が生まれ、
益々上手に事が運べるようになる・・・。その体験をさせたいな、と思います。
( 「人間は完璧じゃない・・・不向きな事は諦めよ」 という “お手上げ戦法” は、
 せめて大学生になってから教えたい(笑)
 
 FDCダンススクール・仙台
 
今回、いじめ問題が久々にマスコミで取り上げられていますが、誠実ではない
大人たちにカチンと来ます。ご自分の家族や生活は大切でしょうけども、もう少し
ヤセ我慢して、カッコいい大人でいてほしい。 それは “キレイごと” だ、と
言われちゃうかもしれませんが、全国の子供たちがニュースを見ています。
「キレイな行いがネガティブな行いよりも、どれだけ気持ちが良く、充実感を
得られるものか」 を大人が示さずにどうするんでしょう??
 
(他人事では無いな。私も至らぬ面が多々ありますゆえ、とっさの時に 大人の
 プライド
を保てるよう、日々、自己暗示をかけた生活をしたいと存じます。)
 
2012/07/18

仙台・スタジオ付近の現状 2012

東日本大震災から1年が過ぎてようやく、私たちのスタジオ付近(仙台市)まで、
家屋の解体業者が回ってくるようになりました。 この半年、「仙台市環境局委託 
震災廃棄物処理車両」 の紙を鼻先に貼ったトラックを、よく見かけますね。
近所にサラ地が増えてゆく・・・。 復興の方向へ前進しているのでしょうが、
非常に寂しく思っています。
 
 仙台の現状2012
 (↑↑写真左:スタジオの道路向かいが更地になった。そこに立ち、
  スタジオを撮影。スタジオの右隣も、これから解体が始まる。
  シートで覆われ、例のトラックが止まっている。)
 
私たちのスタジオがある町は、道路沿いに新旧の商店が点在し、その周りに
住宅街が広がっています。本来、寂しい雰囲気はしない場所なんですけどね・・・
現在は当方、更地と広めの契約駐車場に囲まれて、変に見晴らしが良い状態(汗)
 
同僚のMIHOがお休みの間、彼女の担当クラスはSINOが代行しています。
で、この期間、私は、レッスンが終わる夜9時頃にスタジオへ出向き、
舞台リハーサルを行うのですが。。。 ちょっと寂しい夜道を、スタジオの明かりが
灯していました。大きな窓越しに、元気にダンスを踊る女性たちの姿が見えて、
活気をかもし出す!?というのでしょうか。
 
 FDCダンススタジオ・仙台
 (↑↑スタジオの窓から覗き込む。
  この日、新米SINO先生は、気合充分のタンクトップであった。)
 
いずれサラ地にも、新しい建物が建ちますね。人が暮らすようになってこそ、
震災からの回復を感じる事と思います。その日が来るのを心待ちにしています。
 
 チョキからパーへ
 (↑↑ただのチョキから、沢山のパーへ。時が経てば、新しい枝葉が出る。
  お水や肥料を与えながら、その時を育てる。)