2012/09/19

向山高校さんも本番近し

私が勝手に副顧問を名乗っている 仙台向山高校・吹奏楽部さん。その 「オータム・
コンサート」 も本番が近づいています。彼らが気の毒なのは、学生ゆえに定期テスト
があり、只今はテスト前の部活休み、そして、来週はテスト開催中の部活休み・・・
計2週間も練習ができないのです。演奏する本人たちに伺ってみますと、やはり、
楽器に2週間も触れないと調子が狂うそうですよ。
 
さて・・・、先週土曜日の夕方、テスト前の貴重な練習日に彼らを訪問。先月演出した
「スモーク・オン・ザ・ウォーター」 のスタンド・プレーを手直ししてまいりました。
 
いつも訪問前に、学生さんへ仕上がり具合を尋ねると、大抵 「うまく行っていない
(ので、頑張ります)」 といった感じの答えが返ってきます。そして、私が訪問して
実際に拝見する頃には、ある程度の形へ整えているんですよね~。 それが
「向山吹部!!」。 時には、私の予測を越えるほど上手になっている事も
ありまして・・・賢い学生さんたちなんです。
 
で、今回もダンスの順番を覚え、整ってきておりましたので、私は 「磨き」 をかける
作業から入りました。彼らのパフォーマンスは、まだモヤッとした感じでしたからね、
絶景が見えるように雲を取り払わねばなりません。楽器や体の角度、フォーメー
ションのほか、ダンスのニュアンス強化も行いました。
 
 仙台向山高校・吹奏楽部2012 秋
 
私の振付や演出は全て、音楽 (聴覚) を視覚に置き換えたもの です。例えば
「このステップは、弾んだ感じに見えたいので、もっとリズムを取って」 などと
アドバイスしますが、実はその大前提として 「音が弾んでいるから」 弾んで
見せたい!と言っているのであります。
 
吹部の皆さん!!皆さんが楽器を演奏する時、“ここは軽快に” とか “ここは力強く
粘って” といったニュアンスを大事にしていらっしゃるでしょう。ダンスも全く同じ。
音が軽快なら、ダンスもリズミカルに。音が力強く粘っているなら、ダンスも重みの
ある動きにします。 だからね、演奏と同じような気遣いで、ダンスも踊って下さい。
ダンスを別添えのもの (演奏と違うもの) と考えないで下さいね・・・
音楽とダンスは一体。シンクロしたものなんですから♪
 
・・・とまあ、本日は 「ダンスを上手く踊るコツ」 をお伝えしました。 コレは、我らが
ダンサーたちにも有益ですね。10月7日&8日の青年文化センターは、向山吹部と
仙台大衆舞踊団の祭典です(笑)。両団体ともイイ公演にしましょうね p(≧∀≦)/
 
【仙台向山高校・吹奏楽部 オータムコンサート】
10月8日(月・祝)17時開演 / 仙台市青年文化センター・コンサートホールにて
 
【DANCE公演 「仙台大衆舞踊団2012 vol.6 ~ドラキュラ」 】
10月7日(日)18時、8日(月・祝)14時開演 / 同センター・シアターホールにて
 
◆我らが仙台大衆舞踊団の終演後は、同建物内・斜め下のホールへ直行で(笑)
↓10月8日を ヒゲーニョ祭り と定めてもイイと思う方、レッツ!プッシュ!!を。