2013/03/06

講師、モンゼツの時間

今年、FDC講師陣「教える事」 を更に上達すべく、鍛錬してまいります。
エクササイズの順番を覚えてレッスンを進行する事は、容易な事のほうです。
何が大変って、「受講生さんを成長させる事」 が難しいんですよね。
うちの講師陣は、ダンスの腕前は素晴らしいです♪ 講師と受講生が一緒に
踊ると、そりゃー歴然たる差が生じるワケですが、講師の皆さん、その違い、
まず見えていますか??
 
観察眼 の鍛錬 】
自分と受講生の違いを読み取る為には、大前提として、自分の頭の中に
「完成されたダンスのイメージ」 がしっかりと存在しなければいけませんね。
あとは、正解に照らし合わせて、間違い探しをすれば良いだけです。
(ふふ♪ でもこの辺は、うちの講師の皆さん、大丈夫でしょう♪)
 
 FDC仙台・ダンスインストラクターズ
 (↑↑FDC仙台講師の面々。こちら、舞台の打上げにて。出演ダンサーの
  皆さんからお手製のアルバムを贈られ、感激しているところ。)
 
分析力 の鍛錬 】
次の段階 「直す作業」 が難しい。ここにも大前提があって、“受講生が何故、
自分のように踊れないのか” を突き止める分析力、が必要になります。じゃないと、
「見た目に違うのは分かるんだけど、どう言ったら直るのか分からない」 となるです。
 
昔の受講生は “技術を目で盗む” が王道でした。先生は上手に踊れさえすれば
良しだったのですね。しかし、それでは、舞踊センスの高い者しか上達できません。
丁寧に教えてあげれば、踊れるダンサーの底上げを図れるじゃあーりませんか。
 
分析力こそが講師の価値を決める、と言っても良いと、アタクシは思います。
これを磨くには実地訓練が一番なんですな~。「手の角度を整える」 といった
簡単なアドバイスから、難しいニュアンスの指導まで、順を追って、最終的には
“思いついた事の全て!” を言い尽くしましょう。受講生に伝わりやすい言い方や、
“どこを直すと正解に近づくのか” といったカンが養われます (上半身ばっかり
直してたけど、問題の根本は脚さばきだった~、なんて事もあるわけよ~(笑)。
 
講師の皆さん、悩みモンゼツする時間が、指導力の獲得には必要です♪
覚悟しましょう♪
 
 
◆今週は、私の周りの様々な 「時間」 についてブログります。
↓「へぇ~、ダンスの先生も頭使うんだ~」 と思った方は、レッツ!プッシュ!!