2014/04/25

ハグなのだ ~ダンス人生の岐路③

昨日の続編。
私が舞台で “何かを放出できるようになった” 理由 を、もう1つ、お話しましょう。
 
武田先生の所で踊らせて頂いた時、アタクシも25歳前後のまだまだ若手でしてね。
あの頃、ステージへ立つ際には、「音楽に合わせた気持ち」 を込めておりました。
つまり、元気な曲なら楽しく、失恋を歌った曲なら切ない気持ちで踊っていましたね。
 
うん、でも、それ以外にも “ある気持ち” をプラス しなきゃいけないんですよね。
アマチュア時代には余り気付かなかった事なのですが。。。
 
ステージに立つ人間は、「お客様をお迎えするホスト」 なんですよね。
踊る時の感情表現以外に、常に心のベースに包容力、 というか、
心を大きく構えて、お客様を包み込む・巻き込む気持ち を持つべきだと思います。
 
 仙台のおもてなしダンサー☆ヒゲーニョ木村
 
そのようなスタンスに気付き始めてからですよ、
「あ~只今、あたくし、何かを放出している」 と実感できるようになったのは。
 
何か、とは、師匠いわく 「エネルギー」 ですが、私としては 「愛」 です(笑)
いつも舞台に立ちながら私は、“お客様をハグしている気分” でおります。
 
気持ち悪いですか!?
 
 
◆ま、という事で、若手ダンサーに巨大ホールで踊る経験をさせたい、と思ったワケ。
考える材料が増える事を願って。。。あの時の私と同じ年頃の彼女たちだからね。
↓ 人に歴史あり、でっつよね~。 はい、レッツ!プッシュ!!