2014/07/11

ダニエルさん、有難う!!

読書が苦手なアタクシ。 それは、会話の速度でしか、
活字を読めないのが原因です。速読のトレーニングをしてみたけどダメ(笑)
 
だから、本の内容に、よほど夢中になれなければ、最終ページまでたどり着けない。
文学小説、ロマンス小説・・・ とにかく小説は、最初の何ページかでお手上げ。
フィクションはどうも、興味がそげるのです。
ドキュメンタリー的な本の数冊ぐらいですね、最後まで読めたのは。
 
その読破できた希少な1冊が 「24人のビリー・ミリガン」 です。
この本をご存知の方は、へぇ~、それ行っちゃいますか、と思われる事でしょう。
 
作者は 「ダニエル・キース」。キースさんの本で最も有名なのは、
小説 「アルジャーノンに花束を」 ですね。日本でもテレビドラマ化されました。
 
 ヒメシャラの花
 
私が最後まで読めたほうの作品 「24人のビリー・ミリガン」 は、ノンフィクションです。
解離性同一性障害(多重人格)を持つ実在の人物、ビリー・ミリガンを描いています。
その心には実に24の人格が住んでおり、状況に応じて、外へ出てくる人格が
入れ替わるのですね~ 。
 
(外見はアンガールズのように細長い青年なのに、
 マッチョな人格が体を支配している時には、アドレナリンが放出。
 便器を素手で破壊したほどの怪力になったりするんですよ!?)
 
事実は小説よりも奇なり、と申しますか、
並べられた事実の不思議さに、アタクシは夢中になってしまいました。
 
先月、ダニエル・キースさんが86歳でご逝去されましてね。
私に数少ない読破体験をさせて下さいました事、改めて感謝を致した次第です。
 
 
◆あ、そうそう、絵本くらいなら読破できますよ(笑)
↓ そうね、「字」 じゃなくて 「絵」 だもんね、のレッツ!プッシュ!!