2014/08/19

ダンスは希望②

常々、舞台の出演ダンサーさんには、こう申しております。
 
 「ホストなのですから、
  お客様を包み込むような心持ちで、ステージに立ちましょう」。
 
だから、ご覧になる方の事を考えずに、「ど~お?あたし、かっこいいでしょ」
的な押し付けがましい気持ちではいけない、とも申しております。
出演者だけが盛り上がって、お客様が置き去りになっては無意味ですからね。
 
 仙台大衆舞踊団のダンサーズ
 
が、先日、わたくしは、一番上のダンサーたちに、こう注文を出しました。
 
 「あたしにピンスポ、当たってる!!ぐらいの気分で踊って下さい」 と。
 
あれ? 先生、いつもと違う事、言ってません? なんて
思われた方も居るでしょう。 ピンスポ発言 はですね、
 
その曲、その場面の雰囲気を、もっと、かもし出してちょーだい! 
って意味なんですね~。 酔いしれて、って事じゃありませ~ん(笑)
 
上級者においては、正しく踊れる事は第一段階です。
そのまんま、本番に突入してはなりません。
より繊細に曲のニュアンスを読み取って、絶妙に味付けしないと。。。
すなわち、それこそ 「音そのものになる」 です。
 
 仙台のダンサーズ
 
個々のダンサーが、 “唯一の存在” というくらい、光を放ってほしいですね。
 
 「○○ちゃん、準備OK? 光ってる??
  △△ちゃんも、ピンスポOK?? よーし!!全点灯オッケー!!」
 
で、幕を上げる。 それが、私の求めている “理想の舞台” でございます。
 
 
◆ふふ♪ そんな舞台、出るのもいいけど、見たいな~、客席で♪ 
だから、どんどんダンサーを育てますよ。
いつか手放しして、客席から楽しむ為に。。。
↓ ピッカーーー!!って目つぶしを食らいたい(笑) レッツ!プッシュ!!