2014/11/17

怪我でも出演(1)

フィギュアスケートの羽生結弦選手。流血後の演技、わたくしも拝見しました。
“負けず嫌いにも程がある” というくらいの根性を見せて下さいましたね。
賛否両論ありますが、アスリートの根性とは、もともとそういうもの・・・。
棄権させたいなら、周りの人が手足を縛る他ないでしょうね~。
 
(世界一の羽生くんの事は、横に置いておきまして・・・)
 
うちのダンサーたちの多くも、負けず嫌い!!
他人に対して、ではなく、自分に対して、です。
上へ昇るには、この性質が無いとダメですね。 そして、
こういうダンサーの中には、時に “尋常でない根性” を見せる子がいます。
 
例えば、この人、ATSUKO。 笑顔だけでもお客様を感動させられるほど、
美しいスマイルを持った彼女。 柔和に見えて、しかし!
「凄まじいド根性」 を秘めています。
 
 仙台のダンサー・ATSUKO
 
あるライブの当日、朝。彼女が脚を引きずりながら現れました。
股関節の捻挫だったのですが、痛みもさることながら、
脚が全く自由に動かない状態。 こりゃ無理だっぺ?と思ったのに、
彼女、本番に出ました。 例の笑顔も全開です。
ぜーったいに、始終、激痛に襲われていたと思うんだけどね~。
 
わたくし、未だに、その日のライブ映像を見ると、目頭が熱くなっちゃいます。
「こんな、笑顔で ・・・ すごいぞ、アツコ ・・・」 そう思います。
 
長く舞台活動をしていると、各自、何かしら “大ピンチ” に見舞われていましてね。
舞台前夜の高熱、とか、本番中の怪我、とか、あるのです、舞台裏では色々と。
当事者のド根性で上演休止にならなかった事・・・助けられたな、と思います。
でも、それは不確かで怖いですね。 必ず舞台の幕が開くよう、
ダンサーが増えた現在、「代役」 を準備しております。
 
 
◆今頃、アツコは、耳が真っ赤だと思う。 恥かしがり屋だから。
↓ 明日は私の大ピンチ、聞いてくれる? 了解のレッツ!プッシュ!!