2015/10/27

我が身のドライビング

「もっと行ける気がするんですけど・・・」
そんなご質問を頂く事があります。

もっと、上に伸びれるような気がするんですけど・・・
もっと、身体を傾けられるような気がするんですけど・・・
こうした 体内感覚 は、非常に大事ですね。

身体を操る方法を会得していれば、爽快感があります。
例えば、スポーツカーで自然豊かな山のカーブを
自由自在に走行しているかのように。
自らの動きに 物足りなさを感じる事は無い のでございます。

だから、物足りないと思うのは、まだその先があるし、
あなたはその先を予感できているし、
予感できてるからこそ、正しい方向を探ってゆける・・・
いつの日か 「あ!これかも!」 とコツをつかむ時が来ると思います。

 ジャズダンスのFDC仙台より

それを手助けするのが、講師の役割の一つでして、
「上にだけ引っ張ってもダメだよ。下にも引っ張らないと、
 身体をストレッチした感覚が得られないよ」 とか
「身体を傾ける前の1歩を、こう出すとバランスが取れるよ」 とか
自らの身体で実感している事 を伝えて、ナビゲートするのですね。

受講者さんの質問には、段階があります。
初級者さんは、振付の順番や身体の個々のパーツの質問、もしくは、
「私のダンス、どうですか?」 的な漠然とした質問が多いでしょうか。

そして次第に、身体をトータルで使った上での質問が増えますね。
 (ー∀ー) ほ~、的を得たイイ質問をするようになったぞい
と、心の中で、ほくそ笑んでおります。


◆年に1度の大舞台が終わったあと、感慨にふけっちゃいますね。
“1年前とは別人!?” の勢いで成長を遂げている子もおりまして。
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