2016/02/01

育成の打率を上げよ ~理屈をコネコネ(1)

わたくしは 「理屈好き」 でございます。
ダンサーの基本姿勢も、人体解剖学に適った明解な世界です。
そして、表現力についても、理屈で解説する事で、
力を高められる、豊かになってゆけると思っております。
例えば、FDC仙台ダンススクールの一番上のクラス。

 FDCダンススクール・仙台

1回目の指導で、おおむね踊れるダンサーたちです。
おおむね、とは、難しい振付でも動けない部分はなく、
シロウトさんが見たら 「充分にカッコイイ」 と思う位には踊れます。

でもね、完成形が頭の中にあるワタクシからすると、
彼女たちはまだまだ荒い、と申しましょうか。。。
「ここは、コレがカッコイイのだ!」 というポイント
はっきりと見えていないのですね。 ボヤけてる。

で、2回目の指導では、見せ方を伝えますね。
単に 「もっとココを、バーンと踊って」 というアドバイスでは、
不充分な時もあります。 だって、バーンに見えるには、
どうしたらええのん? って疑問が湧くじゃないですか。

「バーンに見せたい時は、体をこう使うんだよ
といった理屈をセットにすると、ダンサーの修正打率 が上がります。

 FDCダンススクール・仙台

“表現を豊かにするコツ” の指導を終えますとね、
彼女たち、1回目の指導の時とは、まーったく違うチームに見えます。
“見せつけたいポイント” が、ぶわっ!! と浮き立つ p(T∀T)q
「ウン!行った!!」 「それだ!」 「ん~ん、ぜーんぜん違う!!」
と声が出ちゃうね~。手も叩いちゃう。 十数人が整うと圧巻ですよ。

理屈ってのは、つくづく大事だと思う。。。


◆私の拍手はパチパチ☆ではなく、
パンパンパン☆あっぱれじゃ! のテンポ。
お代官様テイストですね~、美をめでるオヤジ(笑)
レッスンを楽しんでいるのは、ダンサーの皆さんだけではなく、
「あたくしも♪ おおいに♪」 でございます。
↓ そのようですね、と思う方はレッツ!プッシュ!!