2016/06/23

師匠の仕事 ~ジャズダンスの振付現場(3)

さあ、振付が作られる現場をレポートします。
まず、わたくしの師匠の場合。。。

師匠は、頭の中で音楽を鳴らしている ようです。
ピアノを長く学んでおられたんで、
曲を楽譜的に記憶できる、と伺った事があります。

まず、音楽のニュアンスに合わせた動きが、
先生から、私たちダンサーへ徐々に伝えられます。
曲の “どの音でその動きが入るのか” というタイミング
については、即興ゆえに、キッチリと固定されていません。

このタイミングを合わせる工程は、
(私が居れば)私にゆだねられる事が多いのです。
もうね、いち早く動きを覚えて、さっさと、
タイミングを固定してしまわないといけません。

先生の振付は、即興ゆえに、何度も同じ場所を振り付けると、
そのたびに、動きが変化してゆくのでございます!!
変わる前に、仕上げるべし。 これが鉄則。
(先生が誰かをイジって遊んでる間に整えます(笑)

 FDCダンススクール・仙台校

師匠は子供の頃からバレエをなさっていたし、
1ドル=350円の固定相場時代!?にロスで本場を学ばれたし、
東京の “踊れるダンサーたち” に振付をしていた方です。

だから、師匠の振付には度々、
「え? そんな事、出来ますのん?」 的な動きがIN。
で、これがまた、ビジュアルの芸術度を上げるんですよ。

振付の格が違う と申しますか・・・、
お客様がお気づきになる事もありますよ。
「あの振付は、クロウト好みする」 って言われたりね。


◆センエツながら、明日は私の振付現場をレポート。
↓ まあ、読んであげましょう、のレッツ!プッシュ!!