2016/10/28

シャケのごとく(2)

さて、11年ぶりの復活ライブで思う事。続編です。
ライブを始めた、そもそもの理由は、
「発展途上のダンサーに、ホールの出演経験を積ませたい」 から。

実際にホール公演を企画する前に、解決すべき問題がありましてね、
その打開策をさぐるべく、様々な実験をしたのがライブです。

ダンス鑑賞に足を運ぶ人口は、そもそも少ないので、
観客動員数を増やす為には、義理で見に来たお客を逃せない!
ダンスファンでない方も楽しめる舞台作りが必要でした。

また、莫大な舞台経費をまかなうために参加費が高くなれば、
継続して出演する事が困難になるダンサーも居るでしょう。
よって、経費自体を抑える運営が必要でした。

この2点を、実験ライブで克服して、2007年、
ホール公演の為のチーム 「仙台大衆舞踊団」 が誕生したのです。

 色えんぴつキャンディ×SINO

まあ、私の舞台活動には、こんな経緯がありますのでね、
大ホールで通用するほど頼もしく育ったダンサーたちが、
今度は小さなライブ会場で、そのド迫力と繊細な一面を披露する。

感慨深いですよ、ヒジョーに!!

ああ、シャケのようだ・・・
川で生まれて大海原を目指し、何年もかけて成長したのちに、
再び故郷の川へ戻ってきた・・・ そんな気分でございます。

(って、そのあと、シャケは産卵して絶命するんですが。
 いや、我々は絶命するほどまでに力尽きる事無く帰還しました。
 私はもう1往復、SINOの世代は2往復できそうです 笑)

長くなりましたが、今回の復活ライブ、
私にとっては、そのような心持ちのもの、なのです。


◆十数年前に走り始めたオリジナルの舞台活動・・・
正解だった! としか思えない。私の衝動的な活動に
長く付き合ってくれている仲間には感謝しています。
まだまだ、いいダンサーを育てていくぞ!!
今よりも、みんな、もっと成長♪ 繁殖ぅぅぅ♪
↓ 次の1往復もお付合い下さる方、レッツ!プッシュ!!