2016/11/17

心に訴えるとは ~チャンスをモノにする女(2)

さて “場を仕切る(お客様の心をコントロールする)” の続き。

お客様を魅了するってさ、ビジュアルだけじゃないのさ。
お客様とお近づきになる、っていうのかな、
どれだけ、お客様とコミュニケーションできるか、
掛け合い的に、かみ合ったライブ感を楽しめるか、
が勝負だって、思うんですよね。

それは、1500席の大ホールでも同じなんですよ。
自分のスタンスを、そこ(コミュニケーションするぞ)に
置いておけば、お客様とのセッションが可能。

(もちろん100%のヒトとかみ合うわけじゃないけど)
「大多数のお客様=会場全体」 の 心の状態が感じ取れる!
んだな~、SINOくん。

 その正体は・・・

うちの師匠が、大昔に、こんな事を話してくれました。
「いいダンサーってね、こ~、何て言ったらいいんだろう。
 エネルギーみたいなものをね、客席へ飛ばせるんだよ。」

ダンスを始めて数年の私には、「へぇ~、そういうものか」
と軽くうなづくだけの、まるで実感の湧かない言葉でした。
でも、今は重々分かります。

身体が自在に操れるようになっていくにつれて、
自分の身体より何倍も大きな翼を広げているような気分で
踊れるようになりました。そして、全身から、
特大のカメハメ波みたいなもの(笑)が客席へ放たれ・・・
自分の思いを放射しているように感じます。
後者の “思いの放射” が、コミュニケーション感覚 かと。

いやー、SINOさんは、また上に行けると思う。
ダンス技術は手段であって、目的は会話だと実感したから。
どうしたら伝わるかを意識すれば、視線も抑揚も変わる。

今後の彼女は 「美しいダンサー」 という評価だけでなく、
「訴えてくるダンサー」 の域に進めるかもしれない。

 首を鍛えてから、かぶるべし。

少なくとも、その手のダンサーに向いていると思う。
たくさん会話したようなライブについて、本人いわく
「こういうの楽しいです。 わたし、目立ちたいヒトみたいです。

目立ちたい(笑)というか、
人とのコミュニケーションが好きならば、向いてる。
(この発言に、MIHOとコケたけどね~。
 それ、はたから見ていて、よく分かりますけど。
 だから打上げの時に 「ひとりでも各テーブルを回れるよね?
 そういう事したい子だよね?」 と尋ねたのさ。内輪の話でスイマセン


◆長いうえに、腑に落ちるのが難しい記事かもしれませんね?
なぜ、私がこんな話題を掲載したのか、明日説明します。
↓うおい!また長文読ませるのか!?のレッツ!プッシュ!!