2018/05/22

ジョンさんの叫びです

昨日のダンス動画はビートルズ “ヘルプ!”
わたくし、この曲の冒頭が好きです…

Help, I need somebody,
誰か助けて!
Help, not just anybody,
誰でもいいってわけじゃないけど

「(;^▽^)確かにぃ~ 笑」って思う。

そして…、助けて!という割に、軽やかなテンポで切実さが薄く…
「あなた、本気で助け、要ります??」 な~んて、つっこみたい気分になります 笑

FDC仙台ダンススクール×仙台大衆舞踊団

でも、この曲。ジョン・レノンの “心の叫び” をヒントに作られたそうですよ。
爆発的な人気の渦に巻き込まれ、自分達を見失いかけていた、と申しましょうか…、
純粋に音楽を楽しんでいた頃の気持ちから、次第に離れゆく事がヘルプ!だったのかも。

だとして、ですよ…
「作りたい音楽じゃなーい!理想の音楽活動じゃなーい!」という叫びを、
またしても人気が出そうな、ポップでお洒落なサウンドに乗せてしまいましたね。
“HELP!” が売れた事は、悩めるジョンさんを更に深みへハメたんじゃないの??

…な~んて思うんですねー。
ジョンさんは、のちに「スローテンポで苦しみを表現すべきだった」と語ったそうです。

ビートルズ=自由な若者、って印象でしたが、大人たちのショービジネスに翻弄され、
世間のニーズに合わせたり、想いを押し殺したりしてたんですね。常識人だわ、結構。

わたくし、秋の公演で、ヘルプ!のチェロ演奏バージョンを踊ると思います。
ジョンを意識して、苦悩を表現いたします(原始人が遭難するシーンです…んふ♪)。


◆深刻な状況なのに、
そこはかとなく面白い。
というシーンになります♪
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