2019/03/01

ダンス is マルチタスク

インスタグラムでご紹介した、このお写真。
MIHOさんが腕をくるんくるん回して、喜んでいるお姿です。

FDC仙台ダンススクール&仙台大衆舞踊団
(↑インスタより)

これ、何に喜んでいたのか、と申しますと…
MIHOが作った振付を講師陣で踊りましてね、「そうそう、こういう風に踊りたいの!
あたしたち、カッコイイー、キャーーー♪」ってなった所でございます 笑

振付師の頭の中にだけ存在していた “ダンスの完成形” が、ダンサーたちによって、
実際に目に見えるものになる…。そりゃー、興奮しますよねぇ??

初級の振付は、踊り手が踊りやすい事や、成長に必要な技術を入れる事を考えます。
一方、難しい振付は、ダンサーのレベルに合わせない。振付師の感性100%で作ります。
“振付師自身に似合うダンス” にもなりやすいよね。無理やり考えるんじゃなくて、
自然に浮かぶダンスっていうのは、当然、振付師の体型や好みが色濃く反映されます。

そしてダンサーはね、振付師が表現したいニュアンスを、丁寧に汲み取らねばならない。
“目” で読み取ります。レッスンの場合は、講師が沢山の言葉でフォローしますけど、
難しい振付を覚えて頂く際には “ご本人の目”。言葉では追いつかないもん…、途方も
無い時間がかかっちゃう。自ら察したダンサーに対して、更に言葉で磨きをかけるのね。

わたくし、他人の振付を踊る時は、その振付師が “狙う空気” を自分に宿らせたい!
それが「ダンサーの本分」。腕の見せ所です。


◆振付師の狙い、音楽の雰囲気、体さばき…
全部同時にこなす。ダンスはマルチタスク。
↓ 大変ですね。のレッツ!プッシュ!!