2020/03/12

踊れば垣間見える

体験レッスンなどでお会いする若者たち。“何らかのダンス歴” がある方も多いですね。
どんなジャンルのダンスを経験なさったのか、って事は、お話を聞かずとも分かります。
“各ダンス特有の動き” が、エクササイズや振付を踊る中へ、顕著に現れるからです。

バレリーナさん全身をストレッチして踊るから、そういう時は物凄くキレイ。一方、
関節をバラバラに動かすような事、例えば、ナチュラルにノリで踊るのが難しそう。

逆に、ストリートダンサーさんは、全身をたわませて、低い体勢。ノリはイイですよね。
一方、関節をバラバラに動かしちゃいけない時、例えば、全身を上下左右へ伸びやかに
使う事が難しく、グニャッとした印象へ。

チア&新体操出身の方は、元気が魅力。跳ねるように踊る。一方、音楽を表現するのが
メインでは無いゆえに、踊り方は、ちと大雑把かな~?? 一本調子で踊りがちですね。

ミュージカル&ジャズダンス出身の方。振付は無難についていける割に、バレエのような
基礎がモヤッとしてる事、多いかな・・・

いずれも長所があるってのはラッキーですね。あとは、弱点の改善に集中でございます♪

FDC仙台ダンススクール&仙台大衆舞踊団
(↑インスタより)

で・・・近年、見かけるのが「社交ダンス出身」の若者。TV番組の影響もあるのかな・・・
ウリナリ、とか、金スマ、の社交ダンスね。で・・・、この子たち!舞台用のジャズダンス
=シアターダンスを踊るのに向いてる子が多い!
(大人の愛好家さんじゃなくて、学生+
10歳くらいかな~。社交ダンスっぽさが、未だガッツリ出ないくらいの子たちですね。)

バレエダンサーさんよりも瞬発力があり、他のダンス出身者さんよりも背筋が美しい!
(ヒールで踊りますからね)。「あれ!? 彼女、うちのダンスに馴染むぞ」って思うと、
実は “社交ダンス女子” である、という事が、最近、ちらほらございます。


◆ジャンルによって、必要なテクニックが
変わりますよね。今のジャズダンスは、
色んなジャンルをミックスしてますので、
ダンス経験者さんに踊って頂くと、
その経歴が垣間見える。面白いものですね。
↓ へぇ~。のレッツ!プッシュ!!