ダンススクールが1ヶ月休校となった結果。
で、2週間ほどレッスンを行った結果。
やはり、スクール再開当初は、皆々様
“全身をストレッチして踊る” 事が難しくなって
おりましたね。で、現在は、講師やアシスタントなど、もともと体内感覚が鋭いダンサー
から順に、全身の噛み合い具合(笑)が良くなってきております。好調、好調。
でも、これで、身体が戻った!ワケではないのです。次に回復したいのは
“瞬発力”。瞬発力が落ちてますね~。さすがに音楽には間に合うんですよ・・・、しかし・・・、
音楽の抑揚が消えている。どんな音楽を踊っても、ゆったりした印象に見えますね。例えば「川の流れのように」の
歌い方で「お祭りマンボ」を歌う感じ(曲が古い 笑)。ひら~くるん、ひら~くるんと
回転しながら落ちてくる葉を表現したいのに、落ち方がしんしんと降る雪のペース・・・。
ウォータースライダーなのに観覧車・・・。
つまり、動きに緩急が無いのです。単に勢いだけで踊っても、ザツになります。それは緩急にあらず。例えば シュン!とか、
パァーン!といった音には、
出だしの勢いと、
余韻がありますね。これが
「急+緩」。1つの動きの中に「急+緩」を入れます。1つの動きを、時系列に分解すると・・・
①動きの導入⇒ウエストを締めたまま、素早く脚を踏み込む(プリエですね~)。
②動きの過程⇒踏み込んだ足で床を押しながら、ウエスト→上半身→肘へ、動きの波を
サーッと伝える(初級者さんは波が作れない。身体は板状に固め、いきなり腕を動かす)。
③動きの仕上げ⇒もう既に “安定したポジションへたどり着いた体幹” に身を任せて 笑、
あとは、ゆ~ったりと、肘から手先へ、あるいは、首から頭頂部へ向け、力を空間へ放つ。
(って、何じゃそりゃ!? 笑)

①と②が素早くて充分なほど、③の時に、たっぷりと時間を使う事ができますね。
1つの動きの中で緩急を作れれば、見た目に
“キレ” が生まれます。音楽の抑揚やテンポ
に合わせ、繊細に速度をコントロールできますから “歌っているように踊れる” のです。
という事で、レッスン生の皆さん、ストレッチの技能が回復したら、次は「①②を早く」。
瞬発力の訓練は
ズバリ!回数です。何度もトライを重ねて、筋肉の動きを育てましょう。
◆あは~。クドイお話でしたねぇ~。
お付き合い、有難うございましたぁ~ん。
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