2020/11/24

足裏吸盤 ~膝無し02

さて “膝無し” の話。
それは何ぞや?を解説する前に・・・

ちょっとレッスンで試してみたんですよ。「脚に力を込め過ぎている方は、土踏まずを
スッと持ち上げる程度の力にしてみて」。ポカーン???となった人有り 笑、一方、
全身のこわばりがナチュラルにホドけた人、「まさしく、私です」と申告する人有り。

脚の力の使い方。どちらかと言うと、脚が弱い…、力強く脚を張って立てない人のほうが
多いですね。ひょこひょこと浮いて踊ったり、グニャッとなったり、ふらついたりね。
この場合は、まず、“全身を突っ張り棒みたいに、上下に押し合う事” を意識下さいね。
背骨を上下にスッとストレッチして、足裏で「地面に圧がかかったな」と感じればOK♪

逆に “脚に力が入り過ぎる人” “地面を踏めようになったダンサー” のうち、踊った時に
“脚さばきが重い” “全身の動きが硬い” と感じる場合は、“膝無し” を試す価値有り。

文章で説明する事は困難ですので 笑、本日は、さらりと図解してみましょう。

【膝付近から下へ向けて、押す力が多め】
・・・という人を、おおげさに表現すると、
重金属で出来たブーツを履いている感じ。
膝や足の存在感が強い(自覚がある)。

図解02

床を押している感覚は、こんなイメージ。

図解03

一方、“膝無し” という筋肉の使い方は・・・

【骨盤を持ち上げる力が多め】
骨盤を軽く持ち上げながら床を押すと、
自動的に、土踏まずが上へ持ち上がる。

図解04

私としては、ダチョウ気分なのです。膝は太モモと共に、優しく上へ引きあがっている。
脚全体が非常に軽く、膝の存在感も薄い。ゆえに “膝無し” って呼び方になったのです。
存在感があるのは、高い位置にある骨盤と、“吸盤” のような足裏ですね。

図解05

足裏の真ん中=土踏まずは持ち上がっているから、その他の部分で、やや吸い付くように
地面を押さえている…って感覚。吸盤を床に張りつけて、その真ん中をツマミ上げてる・・・
って感じかなぁ~(注:猫がツメを立てるような感じで、足指を丸めちゃダメですよ。)


◆あさってに続くんですよ、この話ぃ~。
しつこくてスミマセェ~ン♪
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