2020/11/26

舞の余韻 ~膝無し03

“膝無し” とは “床のとらえ方” の事でした。

膝付近の力は、床を押すほうに加担するよりも、軽く、優しく、持ち上げたほうが得策。
詳しい話はカツアイしますが、体重や動きに伴う負荷を、膝や足首でモロに受け止めずに
済むんですよね。そして・・・

ダンス表現の中でも、断然、お得なんです。

床のとらえ方が鉄腕アトムだと(一昨日の記事参照 笑)、動きの余韻が出にくくなります。
脚の使い方が硬い・重たいと、上半身も硬くなりやすいのです。デコルテや腕の力を、
空間にサーッと逃がす事が難しく、動きの余韻が浅くなってしまうワケですね。

図解06

この字、美しいですね。この雰囲気をダンサーに例えますと “立派に、スタンダードに、
踊れるようになったダンサー” でしょうか♪ 充分にプロとして通用します。

で・・・、私は、このダンサーに、
更にもう “ひと味”、足したいのです。


図解07

お感じ頂けますか?
表情豊かな・・・ “余韻ある動き”。

ジャズダンサー=音楽そのものになる事。その為には、変化に富んだ動きを作り出したい。
余韻はとても有効な技ですから、ぜひとも “身体の力み” を解消したい所。でも難しい!
固まった力はダメだけど、かといって、グニャッとして力が入らないのもダメなのです。
ウエストで発生させた動きを、全身へ波及させる力の使い方・・・、お伝えしてまいります。

FDC仙台ダンススクール&仙台大衆舞踊団


◆グニャを脱して、凛とした人が増えました。
表現の豊かさに、磨きをかける時が来たぞ。
↓ そうかい! レッツ!プッシュ!!