2021/09/03

ダンス女子のお悩み 02

Bさん 「腰の張りがあって。腰を揉めば、
腰は緩むんですけど、まだ違和感が・・・」

違和感と言うのは、動きにくい感じですね。
奥のほうでスムーズに動いてない感覚がある。

腰を揉んでも、今1つ、軽快しないのは、
原因が、別の筋肉にあるからですね。
つまり、別の元凶が腰の張りを招いてる・・・

彼女の骨盤の使い方と違和感の訴えを基に、
このようなポーズを取ってもらいました。

FDC仙台ダンススクール&仙台大衆舞踊団

ほふく前進のような、うつぶせのポーズ!!

Bさん 「!? これぇええ!できない!」

うん。そうかな、と思った。笑
股関節前方の付け根が怪しいと思ったのです。

彼女の場合、うつぶせポーズを妨げるのは、
①太もも前面の筋肉、あるいは②腰の奥から
股関節前面へ走る筋肉・・・である可能性が。
いずれも、股関節の前に付着する筋肉です。

で、①と②の付着部をそれぞれ押したら・・・
②に硬さと圧痛が有りました。
②とは、以下の筋肉でございます。

FDC仙台ダンススクール&仙台大衆舞踊団

「腸腰筋」と申します。
腰付近から、骨盤の中を通って、
股関節前面に付着している筋肉です。

これが萎縮して伸びなくなってしまうと、
極端な話、常に股関節から前屈みの姿勢に。
逆に、腰やお尻の筋肉は過剰に伸ばされて、
段々張ってきてしまうんですね。

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◆つまり、どこかが痛くなったとして、
原因が “その部分そのものにある” のか、
“他に痛みの元凶がある” のか、によって、
治療の攻めドコロが変わるワケですね。
なかなか治らない場合は、後者かもよん。
↓ あいよ。レッツ!プッシュ!!