ダンス女子のお悩み 02
Bさん 「腰の張りがあって。腰を揉めば、
腰は緩むんですけど、まだ違和感が・・・」
違和感と言うのは、動きにくい感じですね。
奥のほうでスムーズに動いてない感覚がある。
腰を揉んでも、今1つ、軽快しないのは、
原因が、別の筋肉にあるからですね。
つまり、別の元凶が腰の張りを招いてる・・・
彼女の骨盤の使い方と違和感の訴えを基に、
このようなポーズを取ってもらいました。

ほふく前進のような、うつぶせのポーズ!!
Bさん 「!? これぇええ!できない!」
うん。そうかな、と思った。笑
股関節前方の付け根が怪しいと思ったのです。
彼女の場合、うつぶせポーズを妨げるのは、
①太もも前面の筋肉、あるいは②腰の奥から
股関節前面へ走る筋肉・・・である可能性が。
いずれも、股関節の前に付着する筋肉です。
で、①と②の付着部をそれぞれ押したら・・・
②に硬さと圧痛が有りました。
②とは、以下の筋肉でございます。

「腸腰筋」と申します。
腰付近から、骨盤の中を通って、
股関節前面に付着している筋肉です。
これが萎縮して伸びなくなってしまうと、
極端な話、常に股関節から前屈みの姿勢に。
逆に、腰やお尻の筋肉は過剰に伸ばされて、
段々張ってきてしまうんですね。

◆つまり、どこかが痛くなったとして、
原因が “その部分そのものにある” のか、
“他に痛みの元凶がある” のか、によって、
治療の攻めドコロが変わるワケですね。
なかなか治らない場合は、後者かもよん。
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