2023/12/15

ソックス一丁 ~介護回想録02

認知症は "忘れていく病" です。忘れる事で
起きる不都合を、当家G様のケースでご紹介。

1年前の秋⇒ 週2回通っていたテニスだが、
得点の数え方や会場への道が不安で退会する。

冬⇒ 数時間前の出来事を丸ごと忘れる。
目の血管が梗塞した件を忘れ、無茶をする。
(大雪の中、病院をハシゴしたのに即忘却!?)

春⇒ 朝は感情が安定。夕方に落ち着かない。
1分前の会話を忘れて、同じ話がエンドレス。
架空の出来事を頭の中で作り出す(作話)

仙台のダンサー・ヒゲーニョのOFF
(↑力仕事では大活躍。アンバランスね。)

夏⇒ 昔の記憶を忘れた為、自分=若者。
大学を卒業しなきゃ、会議の準備しなきゃ、
結婚しなきゃ… と焦り、不機嫌へつながる。

晩夏⇒ 午後から混乱。作話を基に行動し、
毎日引越し。荷物を屋外へ。(引越先は
転勤や故郷。まだ自宅を自宅だと認識。)

秋⇒ 睡眠が極端に短い。午後は支離滅裂な
話が増え、言葉も出にくい。激怒の時間延長。
自宅の認識は無く、各部屋やトイレにも迷う。

10月末⇒ 強盗が居る!と、深夜に大暴れ。
立ち上がれない時間が増えていく。

11月2週目⇒ 朝から怒号が始まるように。
11月3週目⇒ 怒りを屋外でも出すように。
11月4週目⇒ 昼夜を問わず、壁にも人にも、
暴言暴行が頻発。夕方に失語。 ⇒入院へ。

家族の体験談で「人格が変わってしまった」
って声を聞くけど、私はそう感じなかったな。
キレる内容や、キレた時の言葉のチョイスは、
正しく我が父!でございます。暴れるのは、
G様の中で何かの衝動が生まれてんですな。

入院2日前に、こんな事が起きました…
御G様、ダビデに靴下一丁!?で脱走未遂。

でもコレ。ネイチャーコールだったんです。
トイレに行きたい衝動を解き放ちたいので、
服から逃れ、どこぞに駆け出したかった…
(ま、庭が牧場みたいに広大ならねー、
お外でさせてあげたら気持ち良かったろーね、
…やむなく、力尽くでお止めしました 笑)

忘れ具合が増すごとに、大騒動が起きたけど
私は許せる、というか…「うん、忘れたら、
こうなるさね」って、素直に思うんですよ。
御G様には「いやいやメンモクない」って
照れてもらい、私は「いえいえお世話できて
何よりです」とお答えしたい感じ、介護って。

仙台のダンサー・ヒゲーニョのOFF


◆まぁ~色んな騒動がありました。介護者は
どう付き合ったら良いのでしょ?どう話す?
何をすれば?…私も試行錯誤いたしました。
そうした体験を、度々綴ってまいりますね。
↓ 了解っす。レッツ!プッシュ!!


【 ダビデになってみた動画 】