2023/12/28

家族を忘れる ~介護回想録05

認知症。「いずれ、家族を忘れる」って事は
聞いてましたが、私はてっきり「あんた誰?」
でスタートするものと思っていたのです。
毎日共に暮らしていると、そんなにスパッと
始まるもんじゃないんですね。想像と違った。

父の記憶忘れが、遠い時代へさかのぼり、
「俺、大学卒業したっけ? 就職しなきゃ!
結婚しなきゃ!」となった頃、家族が居ると
いう意識も、ジワ~ッと消え始めましたね。

朝方に時折、私の名前を言えるんですけども、
次第に混乱が増してゆきます。夜には…
「あんた、俺の娘か!?そんな大事な事を
俺に教えないで。みんな、知ってるのか?」
…って、あたし、隠し子ですなぁ~あ 笑

私は、総務部やら、司会者やらになり…、
そう!求婚も頂きましてございますぅ~💗
父は晩婚でしたから、所帯を持つ事への焦り
が強く、その思いが残っていたんでしょう。

「父上、安心して下さい。
 もう結婚してますよ、このオバちゃんと

仙台のダンサー・ヒゲーニョのOFF
(↑いつぞやの、スタジオ庭清掃にて。)

あたくし、"父が私を忘れる事" にショック
を受けないの。父との関係性が変わった気は
しないのでね。親子って事は不変だからさ。
私が覚えてりゃイイ…って感じかな。

父はね、頭の中で生まれる出来事(作話)に、
必死で対処していたんじゃないですかね…
時には焦り過ぎて、暴れん坊にもなった。
我が家に居る間はひたすら「頑張ったで賞」。

一方、私も母も、大声を出した事有りです。
認知症への対応としてはNGだそうですが。
「どえ"ぇええ! 何してんのぉおお!!」
って叫んでまうわ。初目撃の奇行だもんさ。
大騒ぎしながらの介護も、我が家らしい 笑
私も母も「頑張ったで賞」を頂きます。

ケアマネージャーさんに言われました…
「ここまで進んだ人を、ご自宅で看てる所は
ないです。よく看てらっしゃっると思って」。

父が暴れん坊ゆえに、入所先が無かっただけ
ではございますが、ギリギリのタイミング
まで、父と一緒に居られた事は幸いでした。


◆父は病状が深刻となり、認知症専門の所へ
転院しました。そちらは専門の入院施設や、
デイザービス・デイケアの施設、入所施設等
が同じグループ傘下にあります。高齢者施設
のオール・イン・ワンやないんかーい!?
私がバ様になったら、最初から、そこさ行ぐ。
どうとでも、適宜対応して頂けます 笑。
↓ なるほど。レッツ!プッシュ!!


【 愛はきらめきの中に 】