2014/10/24

明確な正解 ~ダンスの解剖学を開講する理由(4)

多くのダンサーが、特にバレエの技術のほうで苦労しているでしょう。
バレエは、小さな頃から学べば、さほど悩まなくとも身に付きます。 が・・・
大人が会得するには、困難を伴いますね。非常に感覚的な世界ですから。
 
語学の発音みたいなものですよ。どっぷり日本語を使ってきた我々が、
ネイティブっぽく話すのは難しいですもんね。

そんな感覚的で、算数のようには正解が出ないように思えるバレエの技術。
でも、実は、かなり明確な正解が存在するのです。
 
わたくしは、バレエの技術を最初に導き出したへ尋ねてみたい・・・
 あなた、人体を解剖した事、あるのですか?? w(@皿@:)w 
 
何故なら、バレエのルールは、人体の造りに合った、非常に効率的な動き
をしているのです。まるで、身体の中をのぞいたかのように。 きっと、
いかに美しくみせるかを追及した結果、現在のルールへ行き着いたんでしょうね。
 
 ジャズダンスのFDC仙台より
 
さあ、私たちは、この事を利用しましょう。
人体の構造を勉強して、バレエの動きの理解へさかのぼってゆくのです。
 
人体は精密なカラクリ人形。
 関節がこんな形状だから、こう動かさないと綺麗に動かせない、とか、
 この筋肉をこの方向へ使うから、あの姿勢ができる、とか、
まずは、私たちの 身体の仕組み を知りましょう。
 
知ってどうするの??
 
知った上で、自分自身の身体の中をイメージしてみるのですよ。
 私の身体の中には、こういう風に骨が存在している、とか、
 この筋肉をこう使うと、あの姿勢が出来るはずだ、とか、
人体の知識を実際に投影させてゆくのです。

この方法は、正解を導き出すための有効な道筋 だと思います。
子供は感覚が優れています。
でも、大人には “知識を元にイメージする力” があるのです。
「大人の武器」 をフル活用しましょ!! 使わない手は無いです。
 
 
◆という事で、「ダンスの解剖学」 を開講する運びとなりました。
開講理由の説明、終わり!!
↓ 長々と失礼致しました。 レッツ!プッシュ!!