2016/06/08

キムラの課題は? ~課題の分離(2)

私は、ダンサーや振付や演出を生み出すのがお仕事。
ですから、ダンスチームや舞台演出の中心におります。
私の課題は、ステージダンサーのアナタを助っ人する事 です。
どのように応援をするのか?

ここでも 「課題の分離」 がなされます。
応援と言っても、全ては請け負いません。
「アナタの課題」 までは背負わない。

例えば、アナタがもしも、こう思ったとします。
「ああ、ココが上手くできない。 ああ、心が折れそうだ。」

わたくし、上手くいかない部分をお教えするのはOKです。
それは、私が応援できる領域、「私の課題」 でございます。
が・・・ “折れそうな心” の介抱は致しません。
何故なら、自分自身との戦いの中で生まれる葛藤は、
「アナタの課題」 であって、私のではない。

 仙台のダンサー・ヒゲーニョ木村

せんせー、冷たぁーい!! と思われるかもしれない。
でも、こう表現したら分かりやすくなるのでは。。。

私は 「FDCエアライン」 の機長。 そして、ダンサーの皆さんは、
お客様へ素晴らしい空の旅を提供するクルーです。

課題の分離・その1
 まさか、客席に座ってるクルー、いませんよね!?
 あなたは、おもてなしを提供する側ですから、立ってて。)

機長は、全員の命を預かって、操縦しておるのですが、
そこへクルーのひとりがやってきて、こう尋ねました。
「機長、私ごとで恐縮ですが、どうしても制服のリボンが
 縦結びになってしまいます。気分だだ下がり。どうしましょう。」
おいおい、飛行機、落ちまっせ!?

課題の分離・その2
 クルーは、研修の現場で、リボン結びを学ぶべきであり、
 気分も含めて、それは機長が何とかする問題では無いのです。
 つまり、ダンスの技術は、レッスンの際に担当講師へ質問。
 気分の問題は、自分で考え方の転換 を図りましょう。)


◆さーて、では、どうして、この 「課題の分離」 が、
対人関係のトラブルを回避するコツになるのでしょうか。
↓ そこを早く言ってみ、のレッツ!プッシュ!!