2018/07/12

母の膝治療(1)

常々、人間の骨格や筋肉って、超精密な “からくり人形” のようだ、と思っております。
からくり人形の設計図みたいに、この筋肉は、この関節に、このような形でついていて、
だからこの筋肉を動かすと、この関節がこう曲がる・・・という仕組みが存在します。

うちの母がしばらく前に膝を痛めまして。話を聞くと、結構長引いているようでした。
(家の中で歩く分には歩幅も狭いから痛みも出ないし、見た目もおかしくなかったの。)

FDC仙台ダンススクール&仙台大衆舞踊団

左右の膝を見比べると、故障しているほうは、筋肉を使えていない事が分かりました。
筋肉を使っているほうは張りが合って、使っていないほうは、ぶよぶよ気味。
そして、膝を深く曲げると数カ所に痛みが出るのですが、その痛みの場所をたどると、
どのように悪化していったのか、という経緯が見えました。
簡単に申しますと・・・

膝より上の筋肉が張ったせいで、膝の曲げ伸ばしの際、膝に痛みが出るようになった。
膝をかばって中途半端な角度に保った結果、今度はその角度に保つ為の筋肉が過剰労働。
膝の後ろの筋肉が硬く張って、そちらも痛みを発するようになった・・・

人の身体は、からくり人形だなー、って、つくづく思います。
故障をするのも、仕組み通りに起きるんですよね。

そして・・・、治療するのも、仕組み通りに進めると良いんです。


◆という話を明日。
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