2019/05/03

世界一の栄養 ~ダンスの約束事(2)

4月中旬。それは、とても印象的な週でした。ある受講生さんと色々お話しましてね。
彼女は、講師のアドバイスをひと際忘れない! いつも、彼女のダンスを拝見すると
「そうそう!私はそう申しました!」って思います。学習の蓄積があからさまです。

忘れない様子がズバ抜けているので、何か特別に心がけている事はあるのかな?と思い、
インタビューしたらね…、うん!まるで受験生並みに(笑)、忘れない工夫をなさってた。

ダンスが上手くなるための栄養って、色々ありますね。表現力を高める為に舞台を見る、
とか、運動能力を上げる為に筋トレをする、とか。それは大変良い事だと思います。が!

世界一の栄養は、“ダンスが上手くなる事に直結しているレッスンアドバイス” を
微塵も忘れない事でないかい? 笑。
振付を踊っている間、始終、「ここは斜め上に」
「背中を落とさない」「ここはギリギリまで音を使って」って意識する事を無くしては、
いくら舞台を見ようが、筋トレをしようが、ダンス自体は上達しないのだなー、うん。

踊りながら全てのアドバイスを実践するって難しい。技術に集中したら、曲の雰囲気に
合わせる事を忘れて体操みたくなった、とか、曲に乗って踊ったら雑になった、とか。
でも、アドバイスの全てを同時にやる事が、1つの訓練なのだから、欠けちゃダメさ。

FDC仙台ダンススクール&仙台大衆舞踊団

我らの頭と身体を過信してはならぬのです。

どれだけ練習した後でも、意識して踊らなければ、練習初日と同じ程度のダンスに
戻ってしまうものなんです。すごく頭を使うね、ダンスってね。慎重に学ぶものだね。
意識して踊り続ける事を何十年もやってこそ、無意識に上手く踊れる所が出てくるワケ。
(脳と筋肉の連動が噛み合うまで、ウン十年かかるのさ)。

そしてね、どんなにダンスが上手くなっても、「ココはこう踊ろう」という設計図を
頭に描いているはずですよ。設計図を自動的に意識しつつ、他方では、設計図など無いか
のように、感情を音楽に乗せてゆく…、冷静さと興奮を同居させられる。ダンス脳です。

さあ、あなたの頭を、同時に色んな事ができる “ダンス脳” に育てましょう♪
その為の唯一で最善の道が「アドバイスを微塵も忘れないで踊る事!!」です♪


◆これはステージダンサー・クラスのお話。
ダンスを楽しむ為のクラスでは、是非とも、
パーッ☆と気持ち良く踊って下さいね 笑♪
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