2011/07/08

FDC仙台校 ジュニアクラスの思い出②

前回に続き、私ヒゲーニョがジュニアクラスを開講していた当時のお話をしましょう。
「子供だって大人と同じような感情を抱いている」 と知った出来事です。
 
ジュニアライブで披露する振付が佳境に入っていたある日。
振付の最後に、自分の好きなポーズを入れるよう、子供たちへ注文を出しました。
A君が当時ハヤりの 「オッハー」 ポーズをしましたら、その直後、B君が急に壁へ
寄りかかり、ズルズルとしゃがみ込んだのです。いわく 「オレ・・・ オッハー、嫌い
なんだ。なんでアレをやるんだよ」。 どうやら、オッハーをA君に取られ、悔しかった
ようです。その次の練習日、B君はオッハーを越える大ワザを用意してきました。
「側転」 です!! ほとんど 「四つんばい」 でしたが、あれは未完ながらも 側転。
ナンとしてでも自分が一番目立ちたい!という、彼の強い思い。。。イッチョ前に
プライドがあり、でも、大人のようにスマートではないその姿に、私は笑いを
こらえきれなかった。 後ろを向いて、ちょっとだけプッと吹いてしまいました。
 
 
 (↑↑アタクシ、陸上競技と図画工作が好きな “超大人しい” 小学生でした。)
 
FDC石巻校や多賀城校のジュニアダンサーだったお嬢さんたちが、現在、
私のもとに通っておられます。あどけない小学生だったアノ子たちが、今や
レディに成長して、私の隣で踊っている・・・不思議な気分ですよ (私自身は、
彼女たちと出会った頃から成人ですので)。 彼女たちは、私の師匠が指導する
クラスに在籍していました。つまり、同じ門下生同士♪ ワタクシ先輩としては、
後輩が私の目の前に現れてくれた事が大変に嬉しく・・・相当可愛く思いますね。
こうした廻り合わせを “良いものだな” と実感しており、私もいつか、
ジュニアクラスを再開する日が来るかもしれません。