舞台人の心をリハビリ
先日の舞台練習会を題材に、ちょいとココで、
舞台人の心の持ち方もリハビリしましょう。
今回、"久々にマスクを外した" という方、勇気を奮って下さって有難うございます!!
舞台練習は誰の為?を考えますと、究極的には「ご観覧下さるお客様の為」なんです。
ご時世で素顔は落ち着かないかもしれない、けど!近い将来に来る舞台本番を見据えれば、
マスク無しの笑顔で練習をする事が趣旨に合いますね。いつでもお客様を意識しましょ♪
毎公演で申しております「裏方の人のお膳立てがあって、ダンサーは舞台へ立てる事を
忘れないように」…今回も同じです。イヤラシイけど、敢えて列挙するぞ♪ 会場へ度々
足を運び、打合せを行い、今後の役に立つ内容を考え、段取りを組み立て、通達を送り、
音源を編集し、雑巾を持参して… というのが今回の裏方(通常公演の2%程かな 笑)。
今回は練習ゆえ、残念ながら叶わなかったご要望がありますね。例えば、衣装の着用や、
近しい人達のご観覧 他。では、ここで! もしもご要望を実現するとしたら??を
シミュレートしながら、"実現を見合わせた理由" を考えてみましょう。
衣装の出し入れは力仕事で、時間がかかります。各自への貸出返却の管理も必要です。
観覧者様が居ない練習会は衣装の必要性が低く、手間を割愛させて頂きました。へへ♪
お客様の観覧については、ズバリ!あの客席数では距離が確保できない。よって断念です。
お誘いするのをご家族に絞っても、大人数になりますもんね? 例え、座席数が充分な会場
だったとしても、ご家族様というのは、当団体からすれば立派な「お客様」に当たります。
大勢のディスタンスを維持する為に、座席表とにらめっこの上で配置を決め、感染予防の
ルールと人員を用意し、消毒用品を揃えて…。本番同様の裏方が発生するワケですね。
(今回、OGの皆さんが来たけど、彼女たちこそ、団体にとっての家族なんですよね♪
毎度裏方を手伝って下さったり、復帰を控えた仲間だったり。仲間ゆえ、彼女達には
「勝手に入ってきて」「間隔を開けて座ってね」で放置。すまんの。お構いもせず 笑)
ダンサーさんは、良いダンスを見せる!事に集中して頂ければいいのですけど、でも、
「誰かの準備の上で」という事を、この先の舞台でも、心に留めていきたいですね。
一歩先、一歩奥を考えてみる。
おもてなしって、その力が必要ですもん♪

(↑インスタより。YU-KOはん 笑)
舞台後、YU-KOつぁんから、こんな言葉を頂戴しました「世の中がコロナコロナで
そればっかりになってる時に、スタジオを開け続けるってどんな思いだったのかなぁ、
と思いまして。先生もスタジオも『マイナスな大変な状況だけど必死で
やってます』

という感じではなかったので、スタジオが開いていてレッスンがあるのがいつも通り~
という雰囲気だったのが、改めてすごいことだと思いました」。
彼女の "おもんぱかる" 心を嬉しく思います。私は、稽古場を求めて下さる皆さんが
おられるからこそ、継続を選択できました。皆さんの存在に、心から感謝しています。
立場の違うもの同士が、互いの心を察しようとする… 舞台人の精神とつながるなぁ♪
◆皆さん、「お疲れ様でした」だけじゃなくて、「有難う」の言葉も下さいましたよね。
お気持ち、受け取りましたっ。私からも… 本当にありがとうございます!!
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【 ハッスル2022 】