2012/07/18

仙台・スタジオ付近の現状 2012

東日本大震災から1年が過ぎてようやく、私たちのスタジオ付近(仙台市)まで、
家屋の解体業者が回ってくるようになりました。 この半年、「仙台市環境局委託 
震災廃棄物処理車両」 の紙を鼻先に貼ったトラックを、よく見かけますね。
近所にサラ地が増えてゆく・・・。 復興の方向へ前進しているのでしょうが、
非常に寂しく思っています。
 
 仙台の現状2012
 (↑↑写真左:スタジオの道路向かいが更地になった。そこに立ち、
  スタジオを撮影。スタジオの右隣も、これから解体が始まる。
  シートで覆われ、例のトラックが止まっている。)
 
私たちのスタジオがある町は、道路沿いに新旧の商店が点在し、その周りに
住宅街が広がっています。本来、寂しい雰囲気はしない場所なんですけどね・・・
現在は当方、更地と広めの契約駐車場に囲まれて、変に見晴らしが良い状態(汗)
 
同僚のMIHOがお休みの間、彼女の担当クラスはSINOが代行しています。
で、この期間、私は、レッスンが終わる夜9時頃にスタジオへ出向き、
舞台リハーサルを行うのですが。。。 ちょっと寂しい夜道を、スタジオの明かりが
灯していました。大きな窓越しに、元気にダンスを踊る女性たちの姿が見えて、
活気をかもし出す!?というのでしょうか。
 
 FDCダンススタジオ・仙台
 (↑↑スタジオの窓から覗き込む。
  この日、新米SINO先生は、気合充分のタンクトップであった。)
 
いずれサラ地にも、新しい建物が建ちますね。人が暮らすようになってこそ、
震災からの回復を感じる事と思います。その日が来るのを心待ちにしています。
 
 チョキからパーへ
 (↑↑ただのチョキから、沢山のパーへ。時が経てば、新しい枝葉が出る。
  お水や肥料を与えながら、その時を育てる。)