2012/08/31

仙台・スタジオ付近の現状2012 その2

木曜日の朝方、久々に震度5 の地震がございましたね。
東日本大震災以降の半年間は、しょっちゅう、震度5クラスの揺れがありました。
家全体から発せられる音があの頃と同じであり、私の場合、揺れに対する恐怖
よりも、1万9千もの命が消えたあの日の惨事が強く思い起こされました。
 
最近、私たちのスタジオ付近(仙台市)にて、家屋の解体が頻繁である事を
お話しました。この度、公共事業として、震災で崩れた土地の修復を行う事となり、
仙台市から詳細な資料が郵送されてきました。
 
 仙台復興事業より
 (↑↑「ココ」 がスタジオの所在地です。)
 
スタジオ付近はアップダウンのある地形なのですが、資料によると、盛り土
(土を盛って作った)部分の土地が緩み、大きく変形、沈下したようです。
スタジオが立つ土地自体は、山のボトム。もともと手を加えられていない場所で
あるために、変形をまぬがれた事が分かりました。
 
 仙台復興事業より
 (↑↑赤い大きな丸が変形した部分。その付近一帯が修繕の対象地区です。)
 
しかし、地図を見ると、私たちのスタジオは辛くも難を逃れた・・・といった感じです。
6mの道路を挟んだ向かい側は、広く、公共工事の対象地区に指定されている
のですから。。。 その事を思えば、ただボンヤリと舞台活動をするのでは、
何とも世の中や運命に不義理な気がしてまいりますね。稽古場を保たれた私達は、
ダンス道にまい進いたしましょう。