2012/09/17

今公演 「ドラキュラ」 の見どころ Part.4

DANCE公演 「仙台大衆舞踊団2012 vol.6 ~ドラキュラ」 について、
“知っていれば、さらに楽しく見られる情報” をご紹介しましょう。
 
【 第2章 シェキナベイビー!? 】
☆見どころ④ 「ドラキュラと人間の確執」

人間界では、物語の中に登場する架空の怪物・・・としか思われていないドラキュラ。
そうなるに至った 500年前の事件 を描きます。
 
人間とほぼ同じ姿をしたドラキュラは、もともと人間界で生活していました。ところが、
ある日、人間の男とドラキュラの男が決闘の末、人間の男が絶命します。一方、
ナイフで刺されてもなお起き上がる “不死身の” ドラキュラ・・・。 人間たちの目に
その光景はおぞましいものとして映ったのです。
それ以降、両者は絶縁となるのですが、この出来事を記憶しているのは、永遠の命
を持つドラキュラのほうだけ。人間達は世代を交代するうちに忘れてしまったのです。
 
このシビアなシーンを、「ブルース・フォー・パブロ」 という曲で表現します。
ナチスドイツによる爆撃や内戦で苦しんだ時代のスペインを歌った詞が付いており、
もともと、その時代の偉人、チェロ奏者パブロ・カサルスと画家パブロ・ピカソに
捧げられた曲なのだそうです。私には、この曲から、対立する事の無益さ、空しさが
感じられましてね、使用を決めました。
 
 仙台大衆舞踊団・朝日の衣装
 (↑↑最後の衣装を作り終えたぜ♪ 「朝日」 をイメージしたトップス)
 
☆見どころ⑤ 「心理学者が歌うユア・ソング」
ドラキュラに育てられた娘は、モノトーンの洋服しか着た事がありません。
このやんちゃな娘が、ドラキュラママの若き日のワンピースを発見します。
「 Σ(@皿@) なんてキレイな色のお洋服!? 私もほしーい w(T■T)w」。
彼女はしつこくおねだりをして、街の洋服屋で仕立ててもらいます。
おニューのワンピースを、少しハニカミながら着た娘。美しく健やかに育った我が子に
目を細めるドラキュラママですが・・・、手放しで喜べない事情がありました。自身が
怪物ドラキュラである事を、娘に隠してきたのです。しかし、それを明かさねばなら
ない時期が近づいています。
 
愛しい娘の幸せを願う母親の思いを、味のあるオジさん歌手がカバーした 「ユア・
ソング」
にのせてお贈りします。「ユア・ソング」 といえば、エルトン・ジョンが歌う
ものがオリジナルで最も有名ですね。今ステージでは、その元祖 「ユア・ソング」
と、オジさん歌手のカバーバージョンの双方が登場します。このオジ様、心理学者
なんですって。私事で恐縮ですが、私はこのユア・ソングが好きでたまりません、
初めて耳にしたその日から。。。  是非皆様も舞台でお聞き下さいませ♪
 
☆「パブロの説明が理屈っぽくて、木村さんらしい」 と思った方は、
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