そんなバナナ!? Part.2
お待たせしました。先週の続きを♪
公演2日目の朝、照明さんからこのようなお話がございました。 「木村先生・・・
大変な事が起りました。実は照明の卓(たく) が壊れて、データが全て飛びました。
照明がまったく正常に動かないので、現状では、舞台の幕が上げられない、くらいの
状態です」 との事。照明の卓とは、沢山の照明機材をどの瞬間にどのように動かす
のか、を記録するものです。それがパソコンソフトのバグのように誤作動を起こし、
照明が成立しない状態となったのです。照明さん、ホール技術さんとも、出くわした
事のない重篤なトラブル。休日とあって、機械のメーカーもお休み。。。ええ~!
照明の機材なんて、土日祝に一番使われるでしょーよー。休みなんかい!?(怒)。

(↑↑2日目のリハーサルより。)
「このまま直らない場合、どうなりますか?」 と伺いますと、手動でごくごくシンプル
な照明ならば可能とのお答え。なるほど、なるほど。むかーしの発表会みたいな
感じになるのであろう。ただ、私たちの照明さんはセンスが抜群に良い方なので、
有り得ない環境でも “無難” までやって下さると思いました。
舞台裏で照明さんと分かれ、その後、私の到着を待つ出演者のもとへ。
「昨日はお疲れさまでした。さて、今日ですが、会館始まって以来の大変なトラブル
が起きました。現時点では照明が動きません。照明まで整った舞台がベストだけど、
もしも本番までに直らなければ、私たちの笑顔とダンスだけでお客様を盛り上げ
ましょう!! 大丈夫、大丈夫。 私たちの舞台、面白いはずだから。」
あたくしは自信満々で、そう申し上げました。

(↑↑2日目のリハーサル中。舞台で踊るメンバーに対し、大興奮している。
前代未聞のトラブル を聞くも、この様子。。。)
さて、舞台本番が1時間後に迫った頃です。私たちの楽屋へ照明さんがいらっしゃ
いました。卓が正常に戻り、データを再び読み込んだとの事。しかし、ここに文章で
書くとたった1行の事ですが、照明のブースは修羅場だったに違いありません。
特にデータの復旧は至難の業だったはずです。
今回のトラブルで、私は益々 「この照明さんに私たちの舞台をお任せできて、
本当に幸せだ」 との思いが強くなりました。なんと申しますか・・・お仕事に対する
姿勢が、より鮮明に見えたのです。。。舞台にかけている私たちの思いを深く察し、
私が作りたい世界への充分な理解をお持ちです。舞台は総合芸術ですから、
照明が加わってこそ、夢の世界を完成させられるのですが、私たちの照明さんは、
高度に 「作品として仕上げる」 事を意識して下さっています。制作者サイドと
ご観覧するお客様、双方の感動や喜びをかなえて下さる方です。

(↑↑本番当日に会って、チョロッと照明を当てる職人さんもおられますが、
私たちの照明さんは、事前のリハーサルへ必ずお越しになります。そして、
上の写真のような、膨大な照明レジュメを読んだうえで、どのシーンで、
どんな照明を当てるかを考えて下さるのです。その照明を動かす手数が、
普通の職人さんの倍以上ですからね~。何ともキメ細やかで・・・
非常に凝った照明を作って頂いております。)
私は以前から、照明さんに絶大なる信頼をおいておりましてね。だから、変に
心配する事はなかったのです。私は 「神!!」 と呼んでおります。
ああ・・・好き♪ w(T∀T)w
◆今日の記事は、照明さんへのラブレターでしたね。ちなみに先方、女性ですよー。
↓「神は神でも、女神なのね~」 と思った方、レッツ!プッシュ!!願います。

公演2日目の朝、照明さんからこのようなお話がございました。 「木村先生・・・
大変な事が起りました。実は照明の卓(たく) が壊れて、データが全て飛びました。
照明がまったく正常に動かないので、現状では、舞台の幕が上げられない、くらいの
状態です」 との事。照明の卓とは、沢山の照明機材をどの瞬間にどのように動かす
のか、を記録するものです。それがパソコンソフトのバグのように誤作動を起こし、
照明が成立しない状態となったのです。照明さん、ホール技術さんとも、出くわした
事のない重篤なトラブル。休日とあって、機械のメーカーもお休み。。。ええ~!
照明の機材なんて、土日祝に一番使われるでしょーよー。休みなんかい!?(怒)。

(↑↑2日目のリハーサルより。)
「このまま直らない場合、どうなりますか?」 と伺いますと、手動でごくごくシンプル
な照明ならば可能とのお答え。なるほど、なるほど。むかーしの発表会みたいな
感じになるのであろう。ただ、私たちの照明さんはセンスが抜群に良い方なので、
有り得ない環境でも “無難” までやって下さると思いました。
舞台裏で照明さんと分かれ、その後、私の到着を待つ出演者のもとへ。
「昨日はお疲れさまでした。さて、今日ですが、会館始まって以来の大変なトラブル
が起きました。現時点では照明が動きません。照明まで整った舞台がベストだけど、
もしも本番までに直らなければ、私たちの笑顔とダンスだけでお客様を盛り上げ
ましょう!! 大丈夫、大丈夫。 私たちの舞台、面白いはずだから。」
あたくしは自信満々で、そう申し上げました。

(↑↑2日目のリハーサル中。舞台で踊るメンバーに対し、大興奮している。
前代未聞のトラブル を聞くも、この様子。。。)
さて、舞台本番が1時間後に迫った頃です。私たちの楽屋へ照明さんがいらっしゃ
いました。卓が正常に戻り、データを再び読み込んだとの事。しかし、ここに文章で
書くとたった1行の事ですが、照明のブースは修羅場だったに違いありません。
特にデータの復旧は至難の業だったはずです。
今回のトラブルで、私は益々 「この照明さんに私たちの舞台をお任せできて、
本当に幸せだ」 との思いが強くなりました。なんと申しますか・・・お仕事に対する
姿勢が、より鮮明に見えたのです。。。舞台にかけている私たちの思いを深く察し、
私が作りたい世界への充分な理解をお持ちです。舞台は総合芸術ですから、
照明が加わってこそ、夢の世界を完成させられるのですが、私たちの照明さんは、
高度に 「作品として仕上げる」 事を意識して下さっています。制作者サイドと
ご観覧するお客様、双方の感動や喜びをかなえて下さる方です。

(↑↑本番当日に会って、チョロッと照明を当てる職人さんもおられますが、
私たちの照明さんは、事前のリハーサルへ必ずお越しになります。そして、
上の写真のような、膨大な照明レジュメを読んだうえで、どのシーンで、
どんな照明を当てるかを考えて下さるのです。その照明を動かす手数が、
普通の職人さんの倍以上ですからね~。何ともキメ細やかで・・・
非常に凝った照明を作って頂いております。)
私は以前から、照明さんに絶大なる信頼をおいておりましてね。だから、変に
心配する事はなかったのです。私は 「神!!」 と呼んでおります。
ああ・・・好き♪ w(T∀T)w
◆今日の記事は、照明さんへのラブレターでしたね。ちなみに先方、女性ですよー。
↓「神は神でも、女神なのね~」 と思った方、レッツ!プッシュ!!願います。
